チルドレンの評価/評判

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

チルドレン

4.384.38
文章力
4.38
ストーリー
4.00
キャラクター
4.50
設定
4.25
演出
4.00
感想数
4
読んだ人
10

チルドレンの評価

チルドレンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が4件掲載中です。

総合評価
4.384.38
(4件)
文章力
4.384.38
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.504.50
設定
4.254.25
演出
4.004.00

各項目の評価分布

総合評価

4.384.38
5.0
3
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

4.384.38
5.0
2
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

4.004.00
5.0
1
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

4.504.50
5.0
3
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
1
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

4.254.25
5.0
1
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

4.004.00
5.0
2
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

チルドレンの感想

素直な気持ちが、当たり前の奇跡を起こす

爽快が持ち味の伊坂作品のなかでは、異色作伊坂幸太郎は不思議な作家だ。ごくふつうの、日常を描いた小説のなかにミステリーを落とし込んでくる。しかも登場人物に罠を仕掛ける訳ではなく、読者へ直接罠を仕掛けてくるのだから厄介で小にくたらしい。いたずらのように悪質で可愛らしく、難解で深い。それでも、仕掛けられた方は「やられた!」と爽快な気分になるから不思議なのだ。まるで一休さんにでも騙された気分。もしくは、足払いにかかって思いっきり床にたたきつけられたら、仰ぎ見上げたそこに天井はなく、青空が広がっていた、そんな気分。だから筆者は伊坂作品のことを、青空ミステリーだとか一休ミステリーだとか勝手に呼んでいる。しかし、『チルドレン』はじゃっかん、他の作品とは趣が異なる、と筆者は思っている。と、いうのも、『チルドレン』は短編連作でありながら章をまたいだミステリーがないからだ。『砂漠』のような章をまたいだ仕掛...この感想を読む

2.52.5
  • すらりすらり
  • 186view
  • 2042文字
PICKUP

感想をもっと見る(4件)

チルドレンが好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ