天使の梯子のあらすじ/作品解説

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天使の梯子

3.503.50
文章力
4.00
ストーリー
3.50
キャラクター
4.00
設定
3.33
演出
3.00
感想数
3
読んだ人
3

天使の梯子の評価

総合評価
3.503.50
(3件)
文章力
4.004.00
ストーリー
3.503.50
キャラクター
4.004.00
設定
3.333.33
演出
3.003.00

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天使の梯子の感想

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美しい小説

高校教師との再会この作品はこの作家の『天使の卵』の続編として出されている。しかし、前作を知らなくても十分楽しめるものだ。主人公は両親が離婚して、祖父母の元で育てられた少年。慎くんは物事を斜に構えてみる大学生。彼がケーキ屋さんでアルバイトをしているときにお客としてきたのが、昔の国語の教師であった夏姫さんだった。一年ほど彼らの担当をしてぱったりと教師を辞めてしまった夏姫さんに再会して、慎くんの胸は高まる。しかし、声をかけることなくお客と店のものとしての距離を保ち続ける。しかしある日、夏姫さんがお店で彼氏とけんかしているところに遭遇。その助けをするとともに、自分が元生徒であることを明かしたところから、二人の距離は少しずつ縮まっていった。憧れていた先生とプライベートで会い、8歳年上の彼女ができた慎くんであったが、夏姫さんのなんとなく距離をおいた態度に不安を感じる。さらに夏姫さんには歩太という仲良...この感想を読む

3.03.0
  • 明智明智
  • 293view
  • 2059文字
PICKUP

天使の梯子の登場キャラクター

斎藤夏姫

天使の梯子の名言

誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかないのよ

斎藤夏姫

前夜に主人公が、祖母に言ってはいけない言葉を放った翌朝、祖母が心筋梗塞で亡くなっているのを発見。自分のせいで祖母は亡くなってしまったのかもと、自分を責める主人公に言った名言。

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