賭博覇王伝 零 ギャン鬼編のあらすじ・作品解説
賭博覇王伝 零 ギャン鬼編は賭博覇王伝 零の続編として連載が開始された作品である。 作者は福本伸行で連載先は週刊少年マガジンである。 王への試験のその後を描いた作品となっており、ドリームキングダムから生還したものも多く登場している。 主人公は引き続き宇海零で王への試験での死闘を潜り抜けて更にパワーアップした姿となっている。ギャンブルを通して悪を成敗する活動を元々は敵同士だった末崎とともに行っている。また、零ネットというサイトを立ち上げてギャンブルの請負なども行い活動の幅を広げていく事となる。実際にサイトを通して、エリザベス・ジュンコとポーカー対決も行う事となる。 前作のドリームキングダムでの参加者が複数いるタイプのギャンブルとは異なり、様々な相手との1対1でのギャンブル勝負が描かれている。前作同様、オリジナルのギャンブルがふんだんに組み込まれているので、前作からの読者はもちろん、新たな読者も一から楽しめる作品となっている。
賭博覇王伝 零 ギャン鬼編の評価
賭博覇王伝 零 ギャン鬼編の感想
零が帰ってきた
前作最終巻において在全の仕掛けた罠からどうにか生き延びていた零たち。しかしドリームキングダムの優勝者はおそらく事前に罠を察知して脱出していた標のものになったと思われ、あれから数年の時間が過ぎていました。現在の零は末崎と協力しギャンブルによって金を稼ぐ、一種の博徒となっていました。しかし決してあくどい手を使うようなことはせず未だ目覚めない友との約束を守って義賊を今でも目指していたのです。そして零には守るべき約束がもう一つありました。そう、標との約束です…。福本先生の名シリーズの一つ、覇王伝零がついに再開しました。しかし間が開いた所為か、末崎が関西弁になっているなど福本先生が設定を忘れてしまったのではないかと思える部分もあります。また内容も前作のような謎かけの部分はやや弱くなっているような印象も受けますが、それでもやはり面白い内容なのは変わりなく、続きが非常に気になります。この感想を読む