K2のあらすじ・作品解説
「K2(ケーツー)」は、2014年からイブニングで連載が開始された医療漫画である。この作品は、1988年から1998年まで週刊少年マガジンで連載されていた「スーパードクターK」の続編であり、登場するキャラクターにも繋がりがある。主人公の「神代一人(かみしろかずと)」は、前作の主人公KAZUYAのクローンであるという、異色の出生の秘密がある。KAZUYAは既に亡くなっているが、ドクターKと呼ばれる凄腕の医師であった。その命を受け継ぐ一人もまた、外見はKAZUYAとよく似ており、医療に対する熱い情熱を持っている。 今作のストーリーでは、KAZUYAが難病患者に渡した10本のメスのエピソードが盛り込まれていたり、前作のキャラクターがしばしば脇役として登場するといった連続性を感じさせる要素もある。違いとしては、1980年から90年代と比べて医療技術が進歩しているため、現代医療での施術にも焦点が当てられていることである。
K2の評価
K2の感想
新しい巻の発売を心待ちにしています
夫が好きで集めていた「スーパードクターK」を借りて読んだのがきっかけで、ドクターKシリーズにどっぷりはまってしまいました。最初は少し苦手に感じていた劇画風の画風も、K2の頃には随分と柔らかい画風になって、とても読みやすくなりました。スーパードクターKからK2に至るまで、「K」と呼ばれるドクターの誠実さ優しさ強さ、そしてどんな病や困難にも果敢に立ち向かっていくその姿勢に、深く感動します。こんな人が私の傍にいてくれたら、どんなに心強いだろうと、恥ずかしながら、つい想像してしまいます。何度も何度も読み返し、今は新しい巻が発売されるのを心待ちにしています。