幕張サボテンキャンパスのあらすじ/作品解説

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幕張サボテンキャンパス

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幕張サボテンキャンパスのあらすじ・作品解説

幕張サボテンキャンパスは、1994年から2003年まで、竹書房の「まんがくらぶ」「まんがライフオリジナル」「まんがくらぶオリジナル」に連載された、みずしな孝之作のギャグ4コマである。「サボキャン」と略され、連載開始時は自らが大学生だったという作者の代表作となっている。 幕張周辺にある架空の大学に通う、柏明日香を主人公に、キャンパスライフが描かれている。サボテンも枯らすという「かたずけられない女」である明日香の大学入学から始まり、大学生活、留年あり、卒業後の学校事務のアルバイトを経ての大学院生活が、ゆるく、面白く、時にほろりとさせながら、学生ならではのストーリーが展開される。登場人物の苗字は、すべて千葉県に実在する駅名や地名であることや、舞台が一貫して千葉県であること、千葉県がらみのネタが多く用いられていることなども特徴となっている。 単行本は、1996年から2003年にかけて、バンブーコミックス全13巻が発売されている。また、2008年には文庫版6巻が発売された。

幕張サボテンキャンパスの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
画力
3.503.50
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.504.50

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幕張サボテンキャンパスの感想

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千葉県と「間」

しなっちことみずしな先生の代表作、幕張サボテンキャンパスです。千葉県に存在するという設定の架空の大学を舞台にした作品であり、その大学に通う主人公の柏明日香らキャラクターたちによるドタバタギャグコメディである。この作品における最大のポイントはやはり「千葉県」推しであることだろう。舞台が千葉県であることを始めとして、主要キャラクターの多くが千葉県に存在する駅名から名づけられているなど千葉県に関するご当地ネタがこれでもかというほどに疲労されている。ゆえに、みずしな先生は当然千葉県出身なのだろう、と思いきや先生の出身は東京だとか。とはいえ千葉県ネタだけではさすがに人気が出るわけもない。このサボテンキャンパスをはじめとしたみずしな先生の作品に共通する特徴は「間」で笑わせることである。もちろん言葉や動きによるネタも多いが、随所に「間」によってネタを成立させている部分が見られる。おそらくみずしな先生...この感想を読む

4.04.0
  • kurioukuriou
  • 90view
  • 428文字

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