しあわせのねだんの評価
しあわせのねだんについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
しあわせのねだんの感想
お金の使い方にまつわるエッセイです
著者が使った、お金にまつわるエッセイです。各章の最初に、品物と、その物の値段が書いてあり、その後、エッセイが書いてある…という具合です。「記憶 9800円×2」という章が、著者と母親との日光の温泉旅館へ旅行に行った話、なのですが、著者の過去の旅行で一番最悪な旅行であったにもかかわらず、一番記憶に残る旅行になった、という経緯を読み、ああ、そんなものかもしれないなあと、とても共感しました。著者は、最後の章で、「20代の時使ったお金がその人の一部を作るのではないか」と書いているのですが、まさにそうだと思います。というか、何歳になっても、有意義なお金の使い方をするのが大切だと思います。私の考えが著者と違うのは、「貯蓄も大事だよ」と思う事ですけどね。。自分のお財布にいつも少ししかお金を入れてないのは…いざとなったら、一緒にいる友人などを頼るという行動は、ちょっと、大人としてどうかな…と思いました...この感想を読む