せんせい。の評価
せんせい。についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
せんせい。の感想
6人の先生から思い出がよみがえる
6人の先生から自分を見つめなおそう子供に読ませたい本のいつも上位に来る重松清。最初は子供のためにせっせと図書館から借りてきては読ませようとしてたけど、いつのまにか、私がどんどんはまっている。重松作品でも私が好きなのは、重たすぎるもの、悲しすぎるものじゃなくて、子供が読んでも面白いと言われる内容の本だ。これは6人の先生が登場する。ニール先生、ドロップス先生、ビンタ先生、にんじん先生、赤鬼先生、礼先生、は神様の涙6人の先生。ニールの先生は好き、ドロップスの先生は大好き、ビンタは普通、にんじんは大嫌い、赤鬼は普通、気をつけの先生は嫌い。結果として、私の小学生の子供にはまだ勧めないでおこうと思った。だけど、私は読んで素直に良かったと思った。読むと自分の小学生時代の幾人かの先生を思い出す。読むと思い出したくない先生まで思い出す。先生を思い出すのではなく、先生との思い出を思い出すのだ。いい思い出も、悪...この感想を読む