イマジンのあらすじ・作品解説
イマジンは１９９４年１０月から１９９９年１２月まで、集英社コーラスに掲載された槇村さとる原作の日本の少女漫画である。コミックスは、単行本全１１巻。 主人公飯島有羽は、不動産会社に勤務する平凡なOL。女手一つで育ててくれた一緒に暮らす母美津子は、自由奔放な性格で、キャリアウーマンでやり手の建築会社社長である。全く対照的な二人だが、有羽は会社の同僚田中洋平と、美津子はテレビ局のディレクター本能寺俊彦を、それぞれ恋人に持ち、恋に仕事にお互い切磋琢磨しながら生きている。最初結婚に興味がないと言っていた美津子は、やがて本能寺との結婚を考え始め、有羽は、元カノと未だに会っている洋平に疑問をいだき始める。 この作品は有羽と美津子の母娘の関係と絆を描くと共に、有羽が様々な人との出会いを通して、自分の生き方を考えながら人生を切り開き、成長していく物語である。 イマジンは２０００年にテレビドラマ化もされている。力強く一生懸命生きる登場人物達に魅了されたこの作品は、幅広い年齢層の女性から支持され人気となった。
