快感フレーズのあらすじ/作品解説

快感フレーズのあらすじ・作品解説

『快感フレーズ』は、新條まゆによる日本の少女漫画である。1997年から2000年の間に小学館の「少女コミック」にて掲載されていた。単行本は全17巻。ストーリーは、国語だけが取り柄の普通の女子高生である愛音は、ノリで作詞オーディションに応募してみることにしたが、その歌詞を紛失してしまう。その無くした歌詞に超人気バンドのルシファーのヴォーカル咲也が曲をつける。作詞の才能がある愛音を咲也はスカウトする。という内容である。累計発行部数1000万部という人気から、ノバライズ版やゲーム版もリリースされ、「KAIKANフレーズ」という名でテレビ東京系列と他にてテレビアニメ化もされた。原作では少女漫画にしては激しい性描写も描かれていたため一部の読者からのクレームもあったため、アニメ版では性描写がなくなっているだけではなく、ストーリーも異なっている。アニメの放送は1999年4月から2000年3月の44話が放送された。

快感フレーズの評価

総合評価: 4.334.33; (3件)

画力: 4.174.17

ストーリー: 4.334.33

キャラクター: 4.334.33

設定: 4.174.17

演出: 4.504.50

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快感フレーズの感想

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あるわけないとわかりつつ憧れてしまう設定

恋愛ゲームアプリの先駆けのような漫画国語が得意という以外は特に取り柄がない女子高生が、ひょんなことから大物アーティストと出会い、恋に落ちて豪華マンションでラブラブに暮らす。最近はやりの恋愛ゲームアプリのような「平凡な女性がとんでもない大物に愛されて幸せになる」という玉の輿の典型ストーリーである。さらりと最初に読み流している限りでは、主人公の一人である大物アーティストの大河内咲也が、なぜ凡庸な雪村愛音という女子高生にこうも惹かれるのが、理解できない人も多いのではないだろうか。仮に出会った時に見つけた愛音の作詞メモがすばらしいものであったとしても、恋愛関係に至るには、やや動機が弱いように感じる。しかしながら読み返しているうちに、「なんて羨ましいのだろう」と思えてきて、動機などはどうでもよくなり、大物アーティストに一途に愛されるというシチュエーションに夢中になってしまう。それが快感フレーズの...この感想を読む

4.04.0

tamama
2016/08/25

1074view
1193文字

PICKUP

申し分なしにエロい！

咲也がかっこよすぎる！こんな人間、現実には絶対いない。間違いなくいない。そう言えるくらいかっこよすぎる！ハーフだからってこんないいとこどりの成長することありえるのかってくらい。黒髪に青い目がこんなにイケメンに見せるのか！おまけに性格もクールってもはや神。少女漫画界の神の域だと思う。でも愛音に出会ってからの方がやっぱり好き。元々かっこよかったけど、優しい雰囲気が加わってさらにいい。というか愛音が羨ましい。こんなに愛してくれる人に出会えるなんて羨ましすぎる！自分だけに見せてくれる顔があるとかキュンとしないわけないから。ただエロいだけじゃない！タイトルからしてエロいっていうのは何となくわかると思うけど、ただのエロい本だと思ったら大間違い！確かにそういう描写のところもあるけど、それよりなにより成長していくキャラクターたちを見てほしい。愛音にしろ咲也にしろみんな成長してるから。特に咲也が一番変わ...この感想を読む

5.05.0

ぽん
2016/12/04

724view
1046文字

感動のフィナーレ

表紙も色っぽいのが多いし、なにより内容がエロ満載なので家族の前や電車ではぜったいよめないとおもいます。隠れてこそこそ読んでた漫画です。笑咲也がリュシフェルに戻らないまま、日本でのラストライブの時間が近づきます。そんなとき、高山が交通事故にあってしまい、愛音に告白をしてこの世を去ります。そして、咲也はリュシフェルに戻り、ライブをするというのがあらすじです。快感フレーズ、もうはちゃめちゃで怒涛の展開の連続で現実離れした話ばかりだったけど、それが逆に楽しめた要因な気がしました。咲也と愛音がつねに思い合ってるのはすごくよかった。とてもたのしめました。

4.04.0