テルマエ・ロマエのあらすじ/作品解説

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テルマエ・ロマエ

4.134.13
画力
3.17
ストーリー
3.83
キャラクター
4.00
設定
4.17
演出
4.00
感想数
4
読んだ人
10

テルマエ・ロマエのあらすじ・作品解説

テルマエ・ロマエとはコミックビームで2008年から2013年にかけて連載されていたヤマザキマリを原作とする日本の漫画である。 古代ローマ時代の浴場設計技師であるルシウスがひょんなことから平たい顔族(日本人)がいる場所(現代の日本)にワープしてしまい、平たい顔族の作る工夫された浴場を参考に古代ローマ時代で斬新な浴場を作っていくというコメディ物語である。コミックは全6巻と少ないが、発行部数900万部、店員の選ぶマンガ大賞2010や第14回手塚治虫文化短編賞などを受賞するなど人気の高い作品である。 テレビアニメも2012年に放送されたり、阿部寛主演で映画が2作品出される、Mobageよりオンラインゲームがリリースされるなど様々な形でリリースされた。 また、浴場を題材としているということもあり東京都浴場組合とのタイアップで東京中の銭湯にポスターが張り出されたり、イタリアの新聞で紹介されるなど様々なメディアにも取り上げられた

テルマエ・ロマエの評価

総合評価
4.134.13
(4件)
画力
3.173.17
ストーリー
3.833.83
キャラクター
4.004.00
設定
4.174.17
演出
4.004.00

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テルマエ・ロマエの感想

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平たい顔族と濃ゆい顔族の、時空を超えた(略)

異文化カルチャーギャップSFファンタジーコメディなんちゅう奇天烈な題材の漫画だろう(^_^;) 世界一のお風呂文化を誇る日本と、お風呂に並々ならぬこだわりを持つ古代ローマ人。それを力技で結び付けた漫画がこの「テルマエ・ロマエ」です。そもそも著者のヤマザキマリ氏の経歴が、またなんとも豪快なのですよ。人生行き当たりばったりというか、勢いでなんとかなったというか。その体験をつづられた作品ばかり読んでましたので、実はエッセイ専門の漫画家さんと思い込んでおりました。しかしこの一作で、すっかり有名になってしまわれましたねぇ。特に作中造語の“平たい顔族”は、妙にツボに嵌りました。10代でイタリアへ渡り、絵画と美術史を学んでおられたヤマザキ氏、当地での貧乏生活の後なぜか漫画家の道へ進まれました。その理由が産まれて来たご子息養育のため。甲斐性のない当時の恋人にとっとと見切りをつけ、友人の力を借りつつ描いたこともな...この感想を読む

3.53.5
  • さまんさたびささまんさたびさ
  • 196view
  • 2392文字
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テルマエ・ロマエの登場キャラクター

ルシウス・クィントス・モデストゥス

テルマエ・ロマエの名言

風呂嫌いなわけがないハハハ おそらく世界を癒す子となろう

ルシウス・クィントス・モデストゥス

ルシウスが、自分の赤ちゃんが産まれたときに、風呂に入れているのを見ていった台詞

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