風呂嫌いなわけがないハハハ おそらく世界を癒す子となろう
ルシウス・クィントス・モデストゥス
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テルマエ・ロマエとはコミックビームで2008年から2013年にかけて連載されていたヤマザキマリを原作とする日本の漫画である。 古代ローマ時代の浴場設計技師であるルシウスがひょんなことから平たい顔族(日本人)がいる場所(現代の日本)にワープしてしまい、平たい顔族の作る工夫された浴場を参考に古代ローマ時代で斬新な浴場を作っていくというコメディ物語である。コミックは全6巻と少ないが、発行部数900万部、店員の選ぶマンガ大賞2010や第14回手塚治虫文化短編賞などを受賞するなど人気の高い作品である。 テレビアニメも2012年に放送されたり、阿部寛主演で映画が2作品出される、Mobageよりオンラインゲームがリリースされるなど様々な形でリリースされた。 また、浴場を題材としているということもあり東京都浴場組合とのタイアップで東京中の銭湯にポスターが張り出されたり、イタリアの新聞で紹介されるなど様々なメディアにも取り上げられた
異文化カルチャーギャップSFファンタジーコメディなんちゅう奇天烈な題材の漫画だろう(^_^;) 世界一のお風呂文化を誇る日本と、お風呂に並々ならぬこだわりを持つ古代ローマ人。それを力技で結び付けた漫画がこの「テルマエ・ロマエ」です。そもそも著者のヤマザキマリ氏の経歴が、またなんとも豪快なのですよ。人生行き当たりばったりというか、勢いでなんとかなったというか。その体験をつづられた作品ばかり読んでましたので、実はエッセイ専門の漫画家さんと思い込んでおりました。しかしこの一作で、すっかり有名になってしまわれましたねぇ。特に作中造語の“平たい顔族”は、妙にツボに嵌りました。10代でイタリアへ渡り、絵画と美術史を学んでおられたヤマザキ氏、当地での貧乏生活の後なぜか漫画家の道へ進まれました。その理由が産まれて来たご子息養育のため。甲斐性のない当時の恋人にとっとと見切りをつけ、友人の力を借りつつ描いたこともな...この感想を読む
阿部寛主演で映画化されたお話の原作です。ローマ人の風呂の話、というのが手っ取り早い説明なんだけど、随分ニッチな話で漫画を書こうと思ったものだなと。しかしお話の始まり方がやや不幸。第一話から失業するってなかなかないですよ。。。ローマ風呂の技師をやっているルシウスは時代の流れと相容れず、雇い主と喧嘩していまい失業します。そんな中突然「平たい顔族」(失礼なっ!)の国にタイムスリップしてしまうのですが、日本の風呂文化から色々学び革新的な風呂をローマにもたらすお話です。如何せん、登場人物が少ないものの古代ローマ人系の名前になじみがないのでいちいち誰だっけと思いながら読むのがちょっとネック。でも先が読めないストーリーラインでとても面白いです。
テルマエ・ロマエは古代ローマ時代の浴場と、現代日本の風呂をテーマにしたコメディ漫画になっています。現代の日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師のルシウスが日本の風呂文化にカルチャーショックを受けるシーンがとても面白いです。たとえば、フルーツ牛乳を飲んで・・・「美味いッ!!!」「このビンの形の完璧さはどうやって再現するんだ!!」「どうやってこんなに冷やすんだ!!」と毎回毎回驚いて、大真面目に考えるのですが、こういうシーンがたくさん出てくるのでいちいちわらえます。この漫画映画になって大ヒットしたけど、原作のヤマザキ先生は100万円しかもらってないって話題になったよね・・・
ルシウス・クィントス・モデストゥス
ルシウスが、自分の赤ちゃんが産まれたときに、風呂に入れているのを見ていった台詞