嫌われないように生きるのって大変だけど、 嫌われないように生きてるってバレたら、 嫌われちゃうよ。
結城蛍
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もやしもんは石川雅之原作で、講談社の青年漫漫画誌「イブニング」には2004年~2013年まで「月刊モーニングtwo」に移籍して2013年~2014年1月に連載終了した。コミックスは全13巻。2007年に深夜帯でアニメ化され2010年に実写ドラマ化されている。 もやしもんは都内の某農業大学に進学した主人公のもやし屋の跡取り沢木直保が酒蔵の息子である幼馴染の結城蛍(女装しているが男)と共に菌にまつわる様々な話でオチもなく緩いペースで進めるストーリー。沢木は菌が見える特殊な能力を持っており、祖父の友人である発酵学の権威である樹教授に見守られ研究室で能力を発揮していく展開ではなく発酵に関する酒(ワイン・日本酒・ビールなど)や食に関する話題で大学生活を普通に楽しむ展開で密造酒に失敗する美里薫や川浜拓馬との先輩後輩関係や自治寮生・及川等女子学生との掛け合いが絶妙で、キャンパスライフにおける人間関係を醸す物語。
「もやしもん」は石川雅之先生の作品で、農学部を舞台とした理系の漫画になっています。主人公は沢木直保で、菌が見えるという特殊能力をもっています。この沢木が農学部の樹研究にきてから、物語が始まっていきます。日常的に普通に菌が見えちゃって、触れるし会話もできるんです。この真ん丸い菌たちがなんか・・・愛嬌たっぷりというか、まあただ居るだけなんですが、なんか愛らしいというか、可愛いんです。発酵食品やお酒など、菌がからむ雑学?うんちくなんかも勉強できたりしちゃいます。個人的にはお酒のお話がとても興味深くて面白くよめました。興味ある方は是非読んでみて下さい。
入学式から物語は始まります。アザラシの漬物が出てくるあたりでが、すごいインパクトでした。美里先輩が何だか一番好きなキャラなんですが、この第一巻、みんなが出会う巻です。主人公沢木の能力によって、集団食中毒を防いだりとすごい話てんこ盛りです。この『もやしもん』は読むのに時間が掛ります。知らなかったことがたくさんありました。勉強になります。沢木、美里、川浜の三人のコントのようなやりとりが面白くて大好きです。樹ゼミのみんなも好きですが何だか三人が好きなんです。きったない部屋にもだいぶ笑ったし、ほんわかしてしまいます。みんなでアホな事してるのが楽しいです。
高い画力と、個性的なキャラクターたち。そして何よりも石川先生の膨大な知識量によって描かれた、菌やウィルスたちをメインテーマにした作品です。主人公の沢木とその幼馴染の結城は、二人揃ってとある農大に入学することとなりました。実は沢木には菌が目で見えるという特殊能力があります。しかもそれは顕微鏡でみるようなリアルさではなく、まるでマスコットキャラクターであるかのようなユーモラスな形として沢木の目に映るのでした。実際、オリゼーら菌たちが沢木と会話をしている様子は非常にかわいらしくもやしもんにおける最大の萌え要素であることは間違いありません。しかし菌とコミュニケーションすらとれる沢木の能力は冷静に考えればノーベル賞ですら過小すぎるではないかと思えるような物凄い能力です。果たして沢木の能力はこの農大でどう生かされていくのでしょうか。
よみがな:はせがわはるか 性別:女性 住まい:高級マンションの上層階にある部屋で一人暮らしをしている。 所属:「某農大」大学院生(博士課程在学) 性格:頼まれたら断れない性格 特徴:妖艶な美貌を持つが、しかめっ面で暴力的、時に鞭を振り回すドSの女王様気質。 価値観:一般住宅に階段があることを珍しいと発...
よみがな:かわはまたくま ニックネーム:子供の頃メキシコでは「カリブの黄色いジュゴンちゃん」とニックネームを付けられていた。 所属:農学部2年 性格:ルーズ ポリシー:女に会うシチュエーションの時は朝にアイプチをしている。 特徴:丸顔と小太りな体型 趣味:極度の虫好き 特技:水泳 物語上での目的:美里と...
よみがな:さわき そうえもん ただやす 身長:自称160センチだが、そんなにないことは公然の秘密である。 性別:男性 所属:「もやし屋」こと種麹屋の次男坊 性格:優柔不断 特徴:幼い頃から変わり者扱いを受けることから、他人と距離をおいてきたためコミュニケーション能力は高くない。 物語上での目的:東京での...
結城蛍
女装した蛍が沢木(主人公)の前に現れなぜそういう格好をしているか話しているとき
樹慶蔵
某農大入学予定の高校生西野円、分からない事が多くて悩む彼女を樹ゼミに勧誘する樹慶蔵の言葉