悔しいなら不幸になっちゃダメだぞ 絶対だ
ディ=コモ=テ=ラ=ズロ
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「ぼくの地球を守って」は1987年から1994年にかけて、「花とゆめ」で連載された少女マンガである。物語は月に基地を置き、地球の状況を調査している7人の異星人の記憶を持つ、7人の地球に住む子供達の交流から始まる。全員が東京近郊に在住しており、そのうち6人は高校生で、一人は小学生の男の子である小林輪(こばやしりん)である。そしてこの輪が謎の多い行動をとり始める。強力な超能力を持つ彼は、何故か東京タワーを自分の思うままに改造しようと建設会社を裏から脅して協力させようとしたり、仲間の一人を脅して、7人の記憶を深く掘り起こそうとする。それに巻き込まれて輪と対峙する、仲間達や協力者達との熱いドラマが人気を博していた。 このように、濃いSF的要素があるとともに、記憶上では輪の恋人の位置にあった主人公の少女「坂口亜梨子(さかぐちありす)」との恋模様も繊細なタッチで描かれており、年齢差カップルとして当時から話題となっていた。
80年代のSF少女マンガ1986年から1994年まで「花とゆめ」で連載されていた「ぼくの地球を守って」。私が読んでいたのは小学生の時ですからね、そりゃ古いマンガです。絵は初期の頃はちょ~っと時代を感じるテイストです。でもどんどんキレイに見やすくなっていきますし、とにかく続きが気になってガンガン読み進んでいました。あの頃ハマっていた「ぼく地球(ぼくたま)」、大人になった今思うことを書いていきたいと思います。社会問題にもなった「前世の仲間探し」このマンガのすごいところはちょっとした「事件」を起こしたということです。登場人物たちは同じ夢を共有する前世の仲間を探すためにオカルト雑誌の文通欄に投稿しますが、80年代当時、実際にこういった類の投稿で文通欄が埋まっていたとのこと。自殺未遂事件も起きたりして、作者の日渡早紀さんが「このマンガは100%フィクションです」と宣言する事態にまで発展しました。今...この感想を読む
私が高校生の時に連載開始されまして、けっこう古いマンガになってしまったんですね。「ぼく地球(たま)」と呼び親しんだものです・・・。この作品はもはや私のマンガ遍歴の中ではバイブルに近い作品でして、この感動は何回何十回何百回読んでも何十年たっても心が震えます。ちょっと特殊な能力を持っていて自分にコンプレックスを持つ主人公のありすが、お隣りの小学生をなんと・・・という衝撃の事故で話が始まります。「えー!ウソー!」と主人公も読んでいる自分も思っているうちに、話が急展開、あれよあれよという間に話に引き込まれていきます。長編ですが、苦も無く読み切れてしまいます。ジャンルとしてはSFです。超能力・異星人・転生など、結構なSF要素が詰め込まれています。しかし、これは間違いなく愛の物語です。ちょっと綺麗すぎるかな、と思うほどの。書いてしまうのも恥ずかしいですが、愛ですよ。星と時間という距離や些細な思い違いに...この感想を読む
ものすごく強い運命というか宿命というもので結ばれた二人は、マンションのお隣さんという形で出会います。いたずらっこのりん君をある日子守することになった主人公のありす。いたずらが過ぎて、7階ベランダからりん君が落下する事態になってしまい修羅場です。りん君は命に別状はないのですが意識不明。落下の原因は、ありすがりん君の頬を打ったからなのですで、それが噂になり学校で孤立してしまいます。りん君は意識が戻った時、前世の記憶までも思い出していたのです。この前世というのが面白い設定です。中学生の頃夢中になって読んだ作品です。ありすの前世がりん君を助けてくれたということが、終わりの方で分かってとても感動したのを覚えています。お勧めです。
ニックネーム:木蓮 性別:女性 性格:おてんばで天然、面食いかつ感受性の強い性格 特徴:輝くブロンドに豊かな胸、象牙色の肌をした聖女然とした美女 特技:動植物と感情を通わせる特別な存在キチェ・サージャリアン 癖:地球の大気になりたいというのが口癖 来世:坂口 亜梨子 キィ・ワード:紫苑のフルネーム「ザ...
よみがな:こばやし りん 年齢(作品時):7歳 性別:男性 国籍:日本 所属:小学生 特徴:典型的な都会っ子 趣味:漫画とイタズラとガムが好き 特技:テレポートや念動力を扱う天才少年 名前の由来:“輪廻"から付けたもので、『やがて死んでも、次の時代で会えるように』との意味がある。 生まれ変わり:紫苑
よみがな:にしきおりいっせい 性別:男性 国籍:日本 特徴:ーン・ドリームは無意識に能力で迅八と同じシーンを見ていた 物語上での目的:いち早く前世に向き合い、槐とは別人として、彼女の思いを受け止めるようになる 能力:テレパス能力を持つ 前世:槐 愛読書:オカルト誌“BOO" 髪型:ストレートの黒髪をボブカッ...
ディ=コモ=テ=ラ=ズロ
主人公の1人小林輪の前世で戦災孤児のシ=オン(紫苑)はそれまでの悲惨な体験から子供らしい感情を無くしかけていた。そんな時、紫苑を引き取ってくれたのがラ=ズロ(ラズロ)だ。 そんなある日、紫苑は孤児であることを子供たちにからかわれて怪我を負わせてしまう。だがラズロは叱るのではなく、紫苑の頬にキスをする。初めて涙する紫苑。その時ラズロが言った言葉の一つです。
コウ=ハス=セイ=テ=モク=レン
シ=オンの懺悔を静かに受け止めた際の返答
小林輪
前世が最愛のひと、木蓮であるアリスに対しての気持ちを、祈るような決意でつぶやいたシーン