事実に打ちのめされるのと諦めるのは違うことだと
レオナルド・ウオッチ
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,135件
血界戦線は、集英社から発行されている、ファンタジーアクションコミックであり、内藤康弘によって描かれている。ジャンプスクエアとジャンプSQ.19において掲載された作品であり、2015年の4月の時点で10巻まで発売されている。 主人公であるレオナルド・ウォッチは、自身の妹の視力を奪った異界のものの情報を手に入れるため、異界と交差して変わり果てた土地となっており、人と異界のものが混じり合った土地となっているヘムサレズ・ロッドへと向かう。 当初は連載作品ではなく、2008年6月号のジャンプスクエアにおいて読み切りとして掲載されていた。連載が開始されたのは、2009年2月号のジャンプスクエアであり、後に2010年からジャンプSQ.19で連載が行われるようになった。 2014年の12月からは、キャラクターの担当声優によるWEBラジオの配信が開始され、2015年の4月からは、MBS系列においてテレビアニメも放送も行われた。
ある意味笑ってしまうあらゆるファンタジー漫画って脈絡がないものだけど、これほど脈絡ないのは…びっくりだった。レオが「神々の義眼」を持つに至った経緯を簡単に明らかにし、しかもそれはただの偶然で、何の素質も関係性もない。秘密結社のくせにライブラの存在はすぐに明らかになる。敵の全容もわからず、いったいこれは…何と闘っているの…?物語を読み進めていくとわかるのだが、これはニューヨークが一夜にして別の世界とつながる異世界と化し、そこでは人と人ではなくなってしまったものが共存しているってこと。化け物同士の争いもあり、化け物と人との争いもあり、化け物の中にも警察のような統率を図る団体がある。…もう起こってしまったこととして、受け入れられているとも言えるのだ。倒すべき悪の存在があるわけじゃない。お互いが脅威で、拮抗状態・人と人とが国同士で別れているのと同じようなもの。確かに人ではないために抜群の殺傷能...この感想を読む
リアリティを感じさせながらも、異世界がやってきた現実世界!この作品の舞台はご存知の通り、異世界と繋がってしまった都市、元ニューヨークである『ヘルサレムズ・ロット』です。舞台を元ニューヨークとした点にリアリティを感じさせる、他にはない斬新さを見ました。日本の漫画なんだから日本が舞台でいいじゃないか、東京が舞台でいいじゃないかと考えてしまいがちです。しかし、敢えて誰もが知っていますが、身近になく、直ぐに見る事ができないニューヨークとした事によって、「もしかしたら明日にでも・・・」「今頃はもう・・・」と妄想をゴリゴリと掻き立てられてしまう、厨二病には堪らない状況を作り上げています。これが日本や東京を舞台とした場合、ふと外を見ると笑顔の小学生たちが走っており、犬と散歩をするおじさんがあくびをしながら歩いているといった、非常に平和な現実を目の当たりにしてしまい、やっぱり漫画だと感じてしまうわけで...この感想を読む
キャラもストーリーもとにかくカッコいい「トライガン」で有名な内藤泰弘先生が現在連載されている「血界戦線」。タイトルの戦線はカッコいいからつけたとご本人がおっしゃるように、とにかく「カッコいい」をこれでもかと詰め込まれている漫画。キャラクター一人ひとりがカッコいいのはもちろんのこと、シーンの見せ方、台詞の選び方など思わず目を輝かせたくなるような、まさしくエンターテインメントとしてのおもしろさに溢れています。かっこよさというものには何種類か種類があり、スタイリッシュなかっこよさや熱血的なかっこよさ、どこからどう見てもクズだろうと感じるのになぜかカッコいいなど、ほかにもいろんな種類がありますよね。血界戦線ではそれらの多様なかっこよさを楽しむことができます。たとえばザップ・レンフロ。この人はまさしくクズなのにカッコいいという人ですよね。もちろん見た目からの場合もあるでしょうが、奥底にある優しさ...この感想を読む
よみがな:ざっぷ・れんふろ 生年月日:11月25日 年齢(作品時):24 血液型:B型 身長:178cm 体重:64kg 性別:男 所属:ライブラ 特徴:銀髪、褐色の肌 特技:斗流血法カグツチ
よみがな:くらうす・ふぉん・らいんへるつ 生年月日:12月31日 年齢(作品時):28 血液型:A型 身長:201cm 体重:136kg 性別:男 所属:ライブラ 趣味:園芸、プロスフェアー 特技:ブレングリード流血闘術
よみがな:れおなるど・うぉっち ニックネーム:レオ、陰毛頭 生年月日:5月14日 年齢(作品時):19 血液型:O型 身長:161cm 体重:58kg 性別:男 所属:ライブラ 特徴:神々の義眼
レオナルド・ウオッチ
「ヴァルクエル・ロッゾ・ヴァルクトヴォエル・ギリカ」を密封し、戦闘が終わった後、血界の眷属を全部倒すのは無理だと思った後に思い直し、語られる言葉。
クラウス・V・ラインヘルツ
妹を犠牲にした自分は卑怯者だと涙する少年にその認識を改めろ、まだ妹を救う事を諦めていないだろと諭す場面。
ザップ・レンフロ
仲間の命に関わる大事な物が奪われた。奪還に向かった別の仲間たちが敵のアジトに入りあぐねている時に言い放った言葉。