血界戦線の評価
血界戦線についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
血界戦線の感想
異世界で巻き起こる事件のオムニバス
ある意味笑ってしまうあらゆるファンタジー漫画って脈絡がないものだけど、これほど脈絡ないのは…びっくりだった。レオが「神々の義眼」を持つに至った経緯を簡単に明らかにし、しかもそれはただの偶然で、何の素質も関係性もない。秘密結社のくせにライブラの存在はすぐに明らかになる。敵の全容もわからず、いったいこれは…何と闘っているの…?物語を読み進めていくとわかるのだが、これはニューヨークが一夜にして別の世界とつながる異世界と化し、そこでは人と人ではなくなってしまったものが共存しているってこと。化け物同士の争いもあり、化け物と人との争いもあり、化け物の中にも警察のような統率を図る団体がある。…もう起こってしまったこととして、受け入れられているとも言えるのだ。倒すべき悪の存在があるわけじゃない。お互いが脅威で、拮抗状態・人と人とが国同士で別れているのと同じようなもの。確かに人ではないために抜群の殺傷能...この感想を読む