日輪の遺産のあらすじ/作品解説

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日輪の遺産

4.754.75
映像
4.75
脚本
4.75
キャスト
4.75
音楽
4.75
演出
4.75
感想数
2
観た人
2

日輪の遺産の評価

総合評価
4.754.75
(2件)
映像
4.754.75
脚本
4.754.75
キャスト
4.754.75
音楽
4.754.75
演出
4.754.75

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日輪の遺産の感想

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戦争という狂気の中で懸命に生きた人々

『戦後は終わった』という有名な言葉がある一方で、今でも、戦争中の恐怖や自責の念にとらわれている人がいるという話を聞きます。私は、実際に太平洋戦争を経験したわけではありませんが、この映画を観ると、戦争の終わりというのは、平和条約が結ばれたり、復興が進んだりといったことで画一的に決めることができるものではなく、その人が重荷を下ろせたと感じられた時に初めて訪れるのだと感じました。この映画は、敗戦が濃厚となった終戦直前に、マッカーサーから奪ったという莫大な金塊をひそかに隠す任務を与えられた生粋の軍人将校、財務省から出向していた青年将校、手伝いを命じられた下士官、そして、何も知らされぬまま動員された少女たちとその担任教師の物語です。上層部は少女たちを殺すよう命じますが、将校は最後までそれに反対します。しかし、少女たちは極秘任務であることを感じ取り、将校が隠していた毒薬をつかって自ら命を絶ってしま...この感想を読む

5.05.0
  • 月読三葉月読三葉
  • 77view
  • 758文字

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