グッドモーニング・キスのあらすじ・作品解説
グッドモーニング・キスは集英社のりぼんで1997年~2002年に連載されたグッドモーニング・コールの続編として2006年にCookieの増刊に掲載後2009年からCookie本誌にて連載されている高須賀由枝作の少女漫画。りぼんマスコットコミックスから2015年現在で12巻までコミックスも出ている。 主人公である吉川奈緒(よしかわなお)と同級生上原久志(うえはらひさし)が同居生活を初めて5年近くが経ち、大学生になった二人のもとへ奈緒の父が訪ねてくる。2人の同居を知った父は奈緒を実家へ帰らせてしまったことから物語が始まる。東日本大震災のチャリティー本としてアンソロジーも発売されている。 2001年にりぼんの夏休みイベントとして短編アニメが作られたり同年11月号の応募者サービスに短編アニメも収録されたオリジナルアニメビデオが作られた。 漫画では主人公が中学生~大学生までを描いておりかなりの長寿漫画になっている。
グッドモーニング・キスの評価
グッドモーニング・キスの感想
誰もが夢みてしまう設定
この作品も、購読していたりぼんに当時掲載されている漫画でした。現実では絶対にありえない、中学生の男女の同居生活という設定ですがだからこそ、ドキドキワクワク、憧れながら毎月楽しみにしていました。この作品の最大の魅力、それは上原君がとにかくめちゃめちゃかっこいい!!という点だと思います。漫画家さんの画力もあると思いますし、クールでやさしい、好きなひとには一途、頭が良い、スポーツもできる、というまさに完璧な男の子で、こんな人とアクシデントとはいえ一緒に暮らしている主人公を何度うらやましいと思ったことかわかりません。一方、主人公はちょっと抜けていて鈍感などちらかというと今でいう干物女っぽい普通の女の子。そのアンバランス感が、ときにはじれったいときもありましたがなんとも言えなくおもしろかったです。この漫画は、とても大きな存在感があるなと思います。主人公の親友は、のんきな性格の主人公の尻をたたき、...この感想を読む