そのときは彼によろしくの評価
そのときは彼によろしくの感想
これで世間の人たちは泣くのかぁ……
市川拓司さんの小説からは、どれも似た雰囲気がする。映画になっても同じ、と言えるかもしれない。実に市川拓司らしいストーリー。知人と一緒に映画館に観に行って、なんというか、、なんとも言えない映画だなぁ、というのが正直な感想。いい話かもしれないけれど、そんなに心を揺さぶられる訳でもない。たんたんと進んでたんたんと観終わってしまったような。というのが個人的な感想なのだが、終盤、映画館のあちこちから女性のすすり泣きが聞こえてきて、めちゃめちゃ驚いた。えっ、世の中の女性はこれで泣いちゃうの!? 本当に!? という感じ。だって結局救いの残る終わり方だったし、どこが泣きのスイッチだったかさっぱり分からなかった。きっともう観ない。
分かりきった展開だったけど、泣けました!
世界の中心で愛を叫ぶの著者:市川拓司さんの作品ということで拝見。 マドンナ的女性とその女性をずっと好きな男性。。という点や、女性の命に限りがある。。といった点は、若干セイチューと類似していましたが、割りと楽しんで拝見できました。 ストーリーはクライマックスに向けて切ない感じに展開していきます。自分の死が近いと分かった時、会いたい人がいるって本当に幸せだなーって見ていて思いました。小日向さんと和久井さん演じるの両親も温かくってとってもよかったですし、子供時代の風景やアクアリウムなど、映像もとてもきれいでした。タイトルの“そのときは彼によろしく”という言葉が、映画を見た後胸に暖かく響きました。