ロッキー・ホラー・ショーのあらすじ・作品解説
ロッキー・ホラー・ショーはリチャード・オブライエン原作の舞台「The Rocky Horror Show」を映画化した作品で、1976年に日本で公開されたミュージカル映画である。ホラー、コメディ、トランスジェンダー、ロックンロールの要素を取り入れた奇抜な演出や衣装がカルト的人気を呼び、世界中から熱狂的なファンの支持を集めている。 婚約したばかりのブラッドとジャネットは、嵐の中で道に迷ってしまい、さまよう途中怪しい古城に辿り着く。電話を借りようと中へ入るが、そこでは世にも奇妙なパーティーが開かれていた。バイセクシュアルな城の主、フランク・フルター博士は、性交渉の経験がないブラッドとジャネットを誘惑し、それぞれと関係を持ってしまう。更に、性に目覚めたジャネットは、博士が造った美男子の人造人間「ロッキー」に心を奪われてしまう。 性を超え、生をも超えた人間関係が観る者を狂喜の世界へと誘う作品である。 2015年に米FLAVOR WIRE誌で、「史上最高のミッドナイトムービー50本」に選出された。
ロッキー・ホラー・ショーの評価
ロッキー・ホラー・ショーの感想
カルトとはこういうことだ
パロディ、たしかにそう。この映画を見る前提として「すでにあきるほどハリウッド流B級映画をみている」べきなのだろう、きっと。主人公は白人のマッチョで、しかも賢い常識をわきまえた正義感じゃなきゃいけないし、ヒロインはもちろん白人の貞淑かつブロンド美人であるべきなのだ。(この時代、映画の中で非白人の男が白人の女と関係を持つなど絶対にあってはならないことだった。非白人の女が白人の男と関係を持つと多くが劇中で死亡している)得体の知れない場所で車がパンクすれば、助けを求めて奇怪な屋敷へ行きつかなきゃならないし、主人公達はそこで(どうせ一晩なんだから車で寝ようとか考えずに)あからさまに妖しい屋敷の主の歓待を受け、そこで一晩を過ごすべきなのだ。もちろん、身の毛もよだつような事件には絶対に巻き込まれる。(白人のヒーローは大活躍の末にヒロインを救出し、無事に脱出するのはお約束)この映画は、「そういう」当時...この感想を読む
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