目下の恋人のあらすじ/作品解説

僕の恋人目下ちゃん

辻仁成さんの原作『目下の恋人』が大好きで、映画を拝見しました。井川遥さん演じるアカリが、イメージ通りのちょっと抜けてて天然ぽいかんじがぴったりでした。シュウは何故アカリの事を『僕の恋人目下ちゃん』てみんなに紹介するんだろうって、きっと原作を知らずに見た人は疑問になると思うし、なんでこんなダメ男なんか好きなんだ！やめちまえー!!と、きっと思うと思います。でも、終盤でシュウの祖父母の住む海辺の家に行くのですが、そこできっと『目下の恋人』も悪くないかもなってちょっとピュアな気持ちになれるはずです。 一瞬が永遠になるものが恋。 永遠が一瞬になるものが愛。なら、永遠に恋してるほうが、幸せかも。恋愛のゴールが結婚って思いがちだけど、色んな愛の形があってもいいのかも。そんな事をこの映画を通して感じました。