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中国というあまりにも興味深い国の生身のエッセンスが詰まっている1999年作品。2000年以降の大作、アクション映画系になってからのチャン・イーモウにはすっかり興味をなくしてしまったけれど、「初恋のきた道」頃までのチャン・イーモウ作品は、どれも素晴らしい出来で、忘れがたいものばかりです。これらは、「中国のたましい」を垣間見せる、どれも凄みのある作品です。中国人にとっては、当たり前にふんだんにある自然や、思想や、人間の生き様や、文化といった身近なあらゆるものを、新鮮な感覚を持って見つめ、その生々しさを壊さないよう、丁寧にじっくりと作られている。「あの子を探して」も例外ではありません。こうした「自らの文化の再発見の感覚」というのは、一度自らの文化を飛び出して、外から改めて身内を眺めるという経験が不可欠だと思うのですが、チャン・イーモウは、一貫して中国で学び、チェン・カイコーの撮影監督を経て、映画監督...この感想を読む
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