アンジェリーナ・ジョリーが女優として、役として才能を開花させた瞬間 - ボーン・コレクターの感想

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アンジェリーナ・ジョリーが女優として、役として才能を開花させた瞬間

4.04.0
映像
3.5
脚本
3.5
キャスト
4.5
音楽
4.0
演出
4.0

この作品の見どころは、まず女優としての才能があるのに埋もれてしまっているアンジェリーナ・ジョリーと、これまた能力があるにも関わらず街の巡査に留まっているアメリアを重ねているところです。 アンジェリーナ・ジョリーはこの作品で、劇場公開作品初主演を果たしており、ここから『17歳のカルテ』、『トゥーム・レイダー』等で名女優としての階段を上っていきます。 そして、役としては辣腕のライム捜査官によって見事に才能が花開き、事件解決に導くわけですね。 作品の内容は、まあまあというところでしょうか。 デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというキャストをつかい、そのやりとりは大変面白いものの、肝心の事件自体はうすっぺらで突っ込みどころが沢山あります。 ラストで明かされた犯人とその復讐の動機がいまいち一般的にわかる出来事でなく、インパクトが少ないです。詳細が述べられていないので、もしかしたら犯人に感情移入できるかもしれないところが、ただの狂った人みたいな描写になっていて残念です。 小説になぞらえて事件を進める理由もわかりませんし。本気の復讐なのかゲームなのかいまいちわかりません。 原作読んでいないので、そこらへんの描写はもともとないのかもしれませんが。

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他のレビュアーの感想・評価

アンジェリーナとデンゼルの豪華キャストでサイコサスペンス

キャストはもちろんのこと、脚本がすばらしいと思います。これは、デンゼル・ワシントンが好きで、彼の作品をたくさん観ていた頃に知った映画です。安楽椅子探偵として人気を博していたリンカーン・ライムという探偵小説が原作になっていると聞いたことがあります。その小説を読んだことが無いのでデンゼル・ワシントンが適役なのかはわかりませんが、映画そのものでのデンゼルは、私の期待するアクティブさはありませんでしたが(だって、映画の間ほとんどベッドの上!!)、ベッドにいながらにしてアンジェリーナと協力しあって捜査を進めていく話はとてもおもしろかったです。アンジェリーナの優秀な捜査官としての働きぶりにはホレボレさせられます。また、役どころのせいなのか、今よりもう少しアフロアメリカンな雰囲気というか、ネイティブアメリカンというか、少し土くさい雰囲気とでも言うようなテイストが漂っていて、それもまた魅力的です。くる...この感想を読む

4.04.0
  • iwkiwk
  • 93view
  • 450文字

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