ネバーエンディング・ストーリーのあらすじ・作品解説
ネバーエンディング・ストーリーは、Uボートなどの監督作品で知られるドイツのウォルフガング・ペーターゼン監督が手がけたファンタジー映画で、同じくドイツの児童文学作家であるミヒャエル・エンデが1979年に出版した小説「はてしない物語」を原作とする映画作品である。西ドイツ・アメリカで1984年に製作され、日本では1985年の3月に公開された。 この作品は、いじめられっ子の少年バスチアンが、古本屋で偶然手にした不思議な本を読みすすめるうちに次第に物語の中へと入っていき、本の中の国「ファンタージェン」を蝕んでいく「虚無」の手から国を救うという重要な役割を担っていくストーリーである。 アニマトロニクス(特殊なロボット)の実物大のクリーチャーやCGなど当時としては最新の特撮技術を盛り込んだ本作品は人気を博し、1990年に第2作、1994年に第3作まで続編が作られている。また、リマールの歌う同タイトルの主題歌も世界中で大ヒットを飛ばし、その後多くの歌手がカバーする人気作品となっている。
ネバーエンディング・ストーリーの評価
ネバーエンディング・ストーリーの感想
子供の夢と葛藤
今でもあのテーマ曲を聞くと、胸を締め付けられるような懐かしさを感じる映画。テレビ放送される度に必ず見ていた。当時読書をする時もファンタジー物を好んでいた私には、冒険やファルコンには強い憧れがあったし、切ない要素でさえ輝かしいものに見えた。図書館に行って本を選ぶ時には、本の世界に入り込んでいくバスチアンのことを思い描いていたし、もしも自分だったら、と考えたことは少なくない。あの時はただただ、冒険や登場人物の容姿にばかり夢中になっていたけれど、今見たらもっと違う視点に気付けると思う。子供の夢と葛藤をファンタジーで表現した映画は、ずっと大切にしていきたい。
大好きな作品です!
ミヒャエル・エンデ原作のファンタジーの傑作、『果てしない物語』を映像化した作品。公開当時は賛否両論あったようですが、子供の頃に初めて観て以来、大好きな作品です。いじめられっ子のバスチアンが、古本屋で見つけた一冊の本。物語を読み進めていくうちに、本の世界に引き込まれてしまう・・・読書好きなら、誰でも一度は魅力のあるストーリーや登場人物に感情移入してしまう経験があると思います。勇敢なアトレーユ、囚われたお姫様、美しい異世界が当時の最新技術で、素晴らしい映像で展開されています。お話は王道のファンタジーですが、映画史に残る名作だと思います!子供の頃、ファルコンに乗ってみたかった~
めっちゃ金かかってる!
今みかえしても結構よく作られているな~と思う、あの当時めっちゃお金かかっただろうな~いじめられっ子の少年が古本屋で一冊の本と出会う。その本の内容は架空の国で冒険するような内容だった。少年はその本の世界の中に入っていくという風なストーリーなのですがまさにファンタジーです。夢物語が続いてとても心地の良い映画なのですがラストで一気に「現実とは…」みたいな感じになってしまって…またいじめられる生活に戻るというラストも嫌でしたが、仕返しをする様なラストだったので少しガッカリしてしまいました。あんな素敵な冒険をしたのにあんな解決の仕方がで良いのでしょうかね…ちょっと今でもひっかかります