ボーン・コレクターの感想/考察/ネタバレ

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ボーン・コレクターの感想一覧

映画「ボーン・コレクター」についての感想が8件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

アンジェリーナ・ジョリーが女優として、役として才能を開花させた瞬間

この作品の見どころは、まず女優としての才能があるのに埋もれてしまっているアンジェリーナ・ジョリーと、これまた能力があるにも関わらず街の巡査に留まっているアメリアを重ねているところです。アンジェリーナ・ジョリーはこの作品で、劇場公開作品初主演を果たしており、ここから『17歳のカルテ』、『トゥーム・レイダー』等で名女優としての階段を上っていきます。そして、役としては辣腕のライム捜査官によって見事に才能が花開き、事件解決に導くわけですね。作品の内容は、まあまあというところでしょうか。デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというキャストをつかい、そのやりとりは大変面白いものの、肝心の事件自体はうすっぺらで突っ込みどころが沢山あります。ラストで明かされた犯人とその復讐の動機がいまいち一般的にわかる出来事でなく、インパクトが少ないです。詳細が述べられていないので、もしかしたら犯人に感情移入...この感想を読む

4.04.0
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  • 80view
  • 522文字

アンジェリーナとデンゼルの豪華キャストでサイコサスペンス

キャストはもちろんのこと、脚本がすばらしいと思います。これは、デンゼル・ワシントンが好きで、彼の作品をたくさん観ていた頃に知った映画です。安楽椅子探偵として人気を博していたリンカーン・ライムという探偵小説が原作になっていると聞いたことがあります。その小説を読んだことが無いのでデンゼル・ワシントンが適役なのかはわかりませんが、映画そのものでのデンゼルは、私の期待するアクティブさはありませんでしたが(だって、映画の間ほとんどベッドの上!!)、ベッドにいながらにしてアンジェリーナと協力しあって捜査を進めていく話はとてもおもしろかったです。アンジェリーナの優秀な捜査官としての働きぶりにはホレボレさせられます。また、役どころのせいなのか、今よりもう少しアフロアメリカンな雰囲気というか、ネイティブアメリカンというか、少し土くさい雰囲気とでも言うようなテイストが漂っていて、それもまた魅力的です。くる...この感想を読む

4.04.0
  • iwkiwk
  • 93view
  • 450文字

デンゼル・ワシントンの知性が光る作品

デンゼル・ワシントン扮する敏腕捜査官ライムは、事故により半身不随の生活を余儀なくされていた。ある日パトロール警官のアメリア・ドナヒュー(アンジェリーナ・ジョリー)は、男の惨殺死体を発見した。証拠を残した手際のよさからライムに認められ、助手に任命される。捜査を続けていくと、犯罪現場には奇妙な骨片と紙片が見つかる。これが犯人からのメッセージと気づいたライムたちだったが、第二の殺人事件が起こってしまう。ライムはすぐにドナヒューと協力して捜査を続けると、1900年代の古い出版社のロゴマークが捜査線上に浮かんできた・・・・・・。デンゼル・ワシントンの作品の中でも好きな作品です。趣向は違いますが、東野圭吾のガリレオシリーズをもっとホラータッチにしたような作品というと想像がつくと思います。デンゼル・ワシントンの演技は安定感があるので、彼の出演作はすべてチェックしています。共演はアンジェリーナ・ジョリー。彼...この感想を読む

4.54.5
  • 黝璽黝璽
  • 65view
  • 596文字

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