戦う司書と恋する爆弾のあらすじ・作品解説
戦う司書と恋する爆弾は、原作を山形石雄、漫画を篠原九が担当した漫画作品である。ウルトラジャンプエッグに2008年3月から連載を開始、2009年10月で終了、単行本として全3巻を刊行した。パントーラ図書館の制作によりアニメ化され、2009年10月2日から全27話を放送した。 今作品は、第4回スーパーダッシュ小説新人賞大賞を受賞したライトノベル小説で、死者の全てが本にされ図書館に収められている世界を舞台にしてる。 部屋の一室で二人の少年が体を休めている。ヒョウエは体を動かすと痛いと言い、レーリオがよく見ると膿があるのが確認できた。レーリオはコリオに異常がないかたずねると、違和感があると返事する。ヒョウエは自分の胸をはだけ、肉と石の間に埃がついてると話す。 コリオは、ある場所に監禁され、お前は爆弾、ハミュッツ=メセタを殺すため、と繰り返し洗脳されていたことを思い出す。コリオと共にいるヒョウエとレーリオもまた、同じ目的を持っていた。ハミュッツ=メセタとは、図書館の館長をしており、かつて、死者の全てを本にする作業は司書天使が行っていたが、今は人である武装司書に託され、武装司書の頂点にある人物である。
戦う司書と恋する爆弾の評価
戦う司書と恋する爆弾の感想
呼び飛ばした世界観もきちんと魅力的に見せてくれる!
小説は自分の想像力の世界、漫画は容赦ない世界小説の方を先に読みました。武装司書と聞けば、有川浩さんの図書館戦争を思い出します。しかし、この物語は、また違っていて面白いです!武装司書ものでまだまだアイディアが出るのか!とびっくりしてしまいました。でも図書館戦争が2006年発売、戦う司書と恋する爆弾が2005年発売なのです。でも、全然違う新しさがこのふたつに共通しています。是非、また他の小説で武装司書物を読ませてくれないかなぁと思います。小説の方が好きだったなぁと感じさせるのは、この漫画には苦しいと思わせる部分がきちんと描かれています。小説は、自分が苦しいと思う部分は、読み飛ばせばいいという無意識が働いたのはないかなと思いました。このお話は、爆弾コリオ=トニスの視点から始まります。漫画では、この私の想像力が飛ばした部分を再現してくれています。洗脳された人間爆弾、ハミュッツ=メセタを殺すため...この感想を読む