何があっても…自分から命を捨てる奴じゃない オレが一番よく知っている
甘粕士郎
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め組の大吾は週刊少年サンデーにて1995年38号から1999年27号に連載され、単行本20冊、ワイド版10冊、文庫版11巻が発行されている。1996年には第42回小学館漫画賞、1998年には第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、1998年には主人公の朝比奈大吾が東京消防庁のイメージキャラクターに選ばれている。 作者は曽田正人で、1990年に「マガジンSPECIAL」にて「GET ROCK」でデビュー、その他の作品としては、「シャカリキ!」「昴」「capeta」などがある。 本作品のあらすじとしては、主人公の朝比奈大吾は子供の頃に火災に巻き込まれるが、消防士により助けられ、自らも消防士になる決意をし、見事採用試験に合格する。配属先のめだかヶ浜出張所は、住民の火災への意思が高く、めったに出動しない“め組”と揶揄され、隊員達の士気も低く感じられていた。ところが一度出動すると最高のチームであることを大吾は痛感し、大吾自身も幾度も出動することにより火災の恐怖と闘いながら成長していく物語である。
リアルの描かれる災害私たちはどこか、災害は自分には関係ないことだと思っている。しかしこの作品を読んでいると、災害とは他人事ではないと思い知らされることになる。この作品はフィクションだが、火事や災害のシーンの迫力ある絵、緊迫した台詞の言い回しから非常にリアルに現場の様子を感じることができる。千国市は災害がとても多い街だ。消防士の平均出動回数を知らないが、それにしても病院やデパート、商店街という人の集まるところの火事だけでなく、山火事、川の氾濫という自然災害までも起きてしまう非常に危険な街として描かれている。千国市で働く消防士はとても大変だし、住んでいる人も安心して暮らしていられないに違いない。しかし千石市のように開発の進む街は日本中にあるし、注意して見ると街の様子は日々変わり続けている。この話は漫画の話だと傍観するのではなく、いつ自分に起きてもおかしくないことだと捉えることでよりリアルに...この感想を読む
大吾は絶対助けてくれると感じさせてくれます。とてつもなく絶望的な状況でも大丈夫だと思わせてくれます。消防士の仕事の大変さがよくわかる作品です。体力的にも過酷だし、現場で救助者が亡くなってしまった時の喪失感のことなど読んでいて、精神的にもキツイ仕事だなと思いました。大吾は絶対助けだしてくれます。そこが読んでいて安心感がありました。実際はあり得ないことなんですが、本当に大吾みたいな消防士が居れば良いなぁと読みながら何度か思いました。確か大吾はどんどん上に昇っていき、最終的に海外のレスキュー部隊に入ることになるはずです。そこでも、カッコイイです。
よみがな:あまかすしろう 性別:男性 国籍:日本 所属:東署鯨台出張所 性格:イヤミな性格 ポリシー:危険を顧みず人命を救助する 特徴:伊達メガネをかけている 価値観:努力をおしまない 物語上での目的:良い消防士になる 職業:消防士
よみがな:あさひな だいご 性別:男性 国籍:日本 所属:中央署めだかヶ浜出張所所属 家族構成:高校時代の恩師であった落合静香と結婚し、萌という娘も生まれ親バカとも化している 性格:要救助者を助けるためなら手段を選ばず、命令違反、部署放棄も厭わない事から、消防と言う組織内でたびたび問題を巻き起こし...
よみがな:おしたりみき ニックネーム:マザーコンピューター 性別:女性 国籍:日本 所属:千国市消防局本部警防部救急救助課 特徴:ヘビースモーカー トラウマ:火災の恐怖のトラウマ 階級:消防司令補 存在:同消防上層部からも一目置かれ、かつ恐れられる存在 構想:災害を何よりも敵視しハイパーレスキュー構想を強...
甘粕士郎
スマトラの山火事に遭遇した大吾は、自分のまわりにガソリンを撒いて、一ヶ所に炎を集中させるという行為にでた だれもが大吾の死を覚悟したとき、ライバルの甘粕が叫んだ
甘粕士郎
崩落事故現場の救助に向かう途中、大吾の「きっと何とかなる」と思っていることに対してのセリフ。
朝比奈大吾
小学校で高所作業車の避難訓練中、故障でバスケットが止まった。その時、一緒に乗っていた小学生が、消防士がいるから帰れると言った時の大吾の気持ち。