恋におちたシェイクスピアのあらすじ・作品解説
恋におちたシェイクスピアは、2000年第23回日本アカデミー賞「外国作品賞」にノミネート、1999年第71回アカデミー賞(作品賞・主演女優賞・助演女優賞・脚本賞・作曲賞など)を受賞、1999年第56回ゴールデングローブ賞(最優秀作印象・最優秀主演女優賞・最優秀脚本賞)を受賞している、ジョン・マッデン監督の作品である。 舞台は芝居熱が過熱しているエリザベス朝のロンドン。その中にあるローズ座は、人気作家ウィリアム・シェイクスピアが作るコメディ作品が唯一であったが、シェイクスピアはスランプに陥ってしまっていた。そんなシェイクスピアのもとに、男装したヴィオラが新作のオーディションにやって来る。ヴィオラは裕福な商人の娘であることを知ったシェイクスピアは、商人の館へ行き、ヴィオラと恋におちる…。 ヴィオラ・デ・レセップス:グウィネル・パルトロー、ウィリアム・シェイクスピア:ジョセフ・ファインズが配役されている。
恋におちたシェイクスピアの評価
恋におちたシェイクスピアの感想
華やかな舞台劇の世界。
数々の名作を生みだした劇作家、シェイクスピアの若い頃のエピソードを、「ロミオとジュリエット」の誕生に重ねて描いた作品。シェイクスピアの恋の相手が、男装の女優という設定が面白いです。史実を元にしたファンタジーで、ヒロインが男装していてもどうしても男性には見えなかったり、設定は少し無理があるようなところもありましたが、舞台装置の細かさや当時の貴族の事情などが丁寧に描かれているので、あまり気にならず楽しんで見ることができました。主演の二人のほか、脇役の俳優陣も個性的でいい味を出していて、舞台劇を見ているようです。華やかな、満足感の高い作品です。
真実の恋物語
残した作品のすべてが不滅の名作となった言わずと知れた大作家ウィリアム・シェイクスピアが恋をしたという話です。基本的にはフィクションなのでしょうが、よく歴史的背景が調べられていて、エリザベス王時代の演劇の事がよく分かる作品です。ロミオとジュリエットのプロっとに沿って話は進みます。しかし、様々なシェイクスピア作品の含蓄が含まれていて、シェイクスピアのことしえば知るほど面白くなってきます。知らない人でも、シェイクスピアの市場に満ちたセリフがロマンチックへ誘うでしょう。主演の二人だけでなく脇役に至るまで皆良い味を出しています。アカデミー賞を総なめにしたのは納得できる作品ですね。
名作です。アカデミー賞も獲得しました
この物語の内容はロミオとジュリエットの初演を背景としていますね、この本のシリーズはかなり世界で知られている超有名小説からきています。最後はかなり感動で納得のファイナルです。見るからに楽しいという面もありこん作品の映像化は成功しています。またBGMなどの音楽もかなり良い感じでオーケストラな感じで作業しておりますので見ていて挿入されるとボリュームが有りとても臨場感がありました。主演もいいし、キャストもかなり実力派ぞろいなのでたまにこのような映画をみると刺激になります。見ていれば分かるクオリティなので知る人ぞ知るような感じですね。かなりオススメ出来ます。よい作品です。