恋におちたシェイクスピアの評価
恋におちたシェイクスピアについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が5件掲載中です。
各項目の評価分布
恋におちたシェイクスピアの感想
華やかな舞台劇の世界。
数々の名作を生みだした劇作家、シェイクスピアの若い頃のエピソードを、「ロミオとジュリエット」の誕生に重ねて描いた作品。シェイクスピアの恋の相手が、男装の女優という設定が面白いです。史実を元にしたファンタジーで、ヒロインが男装していてもどうしても男性には見えなかったり、設定は少し無理があるようなところもありましたが、舞台装置の細かさや当時の貴族の事情などが丁寧に描かれているので、あまり気にならず楽しんで見ることができました。主演の二人のほか、脇役の俳優陣も個性的でいい味を出していて、舞台劇を見ているようです。華やかな、満足感の高い作品です。