ザ・ロックの感想一覧
映画「ザ・ロック」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
脱出不可能 ≠ 難攻不落
おそらく世界でも最も知名度の高いであろう有名な刑務所「アルカトラズ」を舞台に、細菌兵器をもって人質と共に立てこもった軍人に対抗すべく、アルカトラズに唯一詳しいという囚人メイソン(ショーンコネリー)の力を借りて繰り広げられるアクション大作。主演のスタンリーを演じるのはニコラスケイジ。軍人がテロをおこした理由が、不誠実な政府に対する報復と脅迫という点から、もっと違うやり方もあったろうに、と疑問におもいつつも、最終的にミサイルを撃ち込もうとはけっしてしなかった准将に男を感じました。変に敵側の見せ場も用意させるのは、不意打ち的でよいですな。わりと全体的に、アメリカ政府くそったれな感じの出来になっている映画です。最後に心臓に針を刺すシーンは、今でも軽いトラウマだ。
アクション映画の決定版
今は観光地となったアルカトラズ刑務所、通称ザ・ロックに観光に来ていた観光客を人質に、エド・ハリス扮するハメル将軍率いる元海兵隊のテロ軍団が遺族の補償金として1億ドルを要求する。またテロ組織が奪取したのは、猛毒化学兵器のVXガス。要求を呑まなければサンフランシスコ上空をVXガスが覆うと国防総省を脅迫。そこで、ニコラス・ケイジ扮するFBIの化学兵器のスペシャリストの捜査官スタンリーは、アルカトラズ刑務所を唯一脱出した元SASの大尉(ショーン・コネリー)の軟禁を解き、協力してテロ組織に立ち向かいますが・・・・・・。言わずと知れた大スターショーン・コネリー、へっぽこ科学者ぶりがなぜか初々しいニコラス・ケイジ、珍しく悪役の演技派エド・ハリスと役者が揃った、ど派手アクション映画がお得意のジェリー・ブラッカイマーとドン・シンプソンが製作した映画です。この作品は一切難しい要素がない映画で、ビール片手に楽しめる映画で...この感想を読む
出れるはずのない刑務所ですが、、、
出れない刑務所で島で出来ている場所が舞台です。内容はかつての刑務所島出会った場所、アルカトラズ島に観光客やガイドを人質にとって立てこもったうえ、犯罪者はお金を請求します。これに特別捜査官が侵入捜査に入りますが、ミッションは難航し面白さを出します。そしてガスを積んだロケットをサンフランシスコに撃ち込むとアメリカ国防総省を脅迫します。うまくいってしまえばサンフランシスコは崩壊するところまできていて。この間に他の秘密捜査官やら何やらどんどん入ってきて情報の通信から捜査員の状況など細かく映像化されているのが面白いです。キャストも芝居に力が入っていて見ていて爽快な映画です。
ショーン・コネリー
脱獄不可能と言われたアルカトラズ島を舞台にした、アクション作品です。ニコラス・ケイジとショーン・コネリーが観光客を人質にアルカトラズ島に立てこもったというところから物語が始まります。かつて脱出不可能と言われたアルカトラズ刑務所から脱獄した男、ショーン・コネリーとニコラス・ケイジがかつての海兵隊の英雄であるテロリストの首謀者を倒しに行くという話です。とてもわかり易いストーリー展開ですが、ハリウッドのアクション映画らしくスピード感と緊張感がうまく演出されているのでサクサクと見ていくことができます。ショーン・コネリーがかっこよかったり、最後にはニコラス・ケイジがかっこよく見えてきます。それだけで十分な映画です。