ザ・ファーム/法律事務所のあらすじ・作品解説
ザ・ファーム/法律事務所は、ジョン・グリシャムの小説「法律事務所」をシドニー・ポラック監督が映画化した作品である。製作:シドニー・ポラック/ジョン・デイヴィス/スコット・ルーディン、製作総指揮:マイケル・ハウスマン/リンゼイ・ドーラン、音楽:デイヴ・グルーシンが担当している。 全米でトップクラスの法律学校を優秀成績で卒業したミッチはある法律事務所から内定を受けていた。ミッチ1人だけに内定を出していた事務所は、年俸8万ドル+ボーナスの給料、福利厚生がとても充実していると労働条件も良く他を選ぶ事もなくミッチは入社した。しかし、この事務所には裏の顔があり…。 ミッチ・マクディーア役:トム・クルーズ、アビー・マークディーア役:ジーン・トリプルホーン、エイヴァリー・トラー役:ジーン・ハクマン等をキャスティングしている。 1994年第66回アカデミー賞にて「助演女優賞」「作曲賞」にノミネートされた作品である。
ザ・ファーム/法律事務所の評価
ザ・ファーム/法律事務所の感想
よくある話…
面白くなかった!とまでは言えないにしろ…よくある話だな~というのがこの作品への素直な感想です。主人公のミッチ・マクディーアを演じるのはトム・クルーズ。出だしでは主人公に対するイメージはバカな若者だったんですが…そこはやはりトム・クルーズがその主人公を演じているという事でバカ通しで終わるはずはありません。うまい話には裏があり、その裏の部分を主人公は知ってしまう事になるんですがそこから物語が本格的にはじまります。物語の方向性が決まってからのスピード感は面白かったんですが、先々の展開がよめてしまうんです。意外だなぁ~とは1つも思わせてくれない様な映画でした。
原作そのままだと感じました。
ジョン・グリシャムの原作を、一気に読んだように感じる、原作そのままの映画でした。翻訳の小説だと、少しもったりと感じる日本語を気にしながら読みますが、それがなくなり、スピーディーなストーリー展開を楽しむことができました。更には、小説だと分かりづらい、人物たちの心情、感情もよくわかり、一緒にハラハラドキドキを楽しむことができました。私が勝手に持っている、アメリカのマフィアなどの裏組織のイメージと、それと戦う若いヒーロー、といった、「分かりやすさ」の中に、法律のことなど「難解なこと」がバランスよく配置されていて、見応えがある映画だったと思います。梅雨時に見ると、最後に爽快感を感じるのでは、と思います。
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