ミッション:インポッシブルの感想一覧
映画「ミッション:インポッシブル」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
最初から最後まで騙しあいの攻防
プロが駆使する心理作戦最初から最後まで誰が味方で誰が敵なのかわからない状態が続きます。誰もが人をあざむくプロなので仕掛けまで巧妙です。死んだと思わせたり、仲間だと思わせたり、敵だと思わせたりといろいろな策が練られています。しかしどの策にも共通しているのは人の心理を利用した作戦です。「敵を騙すならまず味方から」と言われます。しかし、この状態では誰が本当に味方なのかわかりません。ではまず誰を騙すのでしょう?この場合はどれだけ自分を騙せるか(思い込むことができるのか)ということが重要となるでしょう。騙されないということだけでなく、騙されていることを知っていながら相手の動向をうかがうというのもプロの技なのでしょう。イーサンは最初のミッションで自分たちのほかに別のCIAも動いていたことを認識しています。しかし仲間を失うまでなぜ他のチームが動いているのかわからなかったため、そのまま様子を見ていたよ...この感想を読む
常に裏切りと紙一重のスパイの世界
トム・クルーズさんが演じるイーサン・ハントが頼れる仲間と共に難解なスパイミッションに挑んでいくシリーズの第一作目です。けっこういろいろな人物が登場しますが、ミッションや裏切り者の存在も絡み、それぞれ緊迫感のある駆け引きが展開されます。ジャン・レノさんの存在感も、ああいった役でしたがやっぱり素晴らしかったです。スパイ道具もいろんなものが登場して面白かったですね。特にガム爆弾というのが、ピンチを切り抜けるためのさりげない武器という感じで、いかにもスパイっぽくて良かったです。2以降もですが、ミッション決行中などは常にハラハラさせてくれますし、話もなかなか凝っていて観ててワクワクできる映画です。
スパイ映画にハマってしまう原点!
初めてスパイ映画という作品で見たこの映画は、見たこともないアイテムでミッションを遂行していくアクション映画でした。便利なアイテムも見所の一つですが、明らかに無理だろうと思えるミッションを遂行してしまう主人公のイーサン・ハント(トム・クルーズ)はカッコイイの一言。この作品では裏切り者の濡れ衣をきせられてしまうイーサンが、濡れ衣を晴らすために独自の調査をし、絶対に取り出し不可能といわれているセキュリティーから「ノックリスト」を奪い取るため奮闘します。アクションもさることながら、演出やアイテムの発想がすごいとこも見どころだと思います。また、真実を知った上で裏切り者は誰なのか・・・推理的な部分も見所です。
あのシリーズの原点!!
潜入アクション映画の金字塔!!手に汗握る潜入シーンだったり、ド派手なアクションシーンだったり、シリーズの原点ともなる作品です。このシリーズはストーリー自体はどれも独立して楽しめるものだと思いますが、第1作目からシリーズを追って観て行くと、内容の進化を感じる事が出来ると思います。トム・クルーズ体を張ったアクションが毎回見ものです♪似たような作品イメージとして個人的には『007』シリーズがあるなーと思います。ですが、『007』とはまた違った面白さもあります。毎回、無理難題なミッションをどうこなしていくのか、見ものでもあると思いますし、最新テクノロジーを駆使している要素は、男心をくすぐる要素でもあるのかなと思います。