いちばん大好きなものの名前を いちばん大切な娘に付けて なにが悪い!!
日比野真澄の父
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様々な事情を抱えた「おひとり様」たちの物語『おひとり様物語』は、谷川史子原作の短編オムニバス形式の漫画だ。テーマは恋愛であったり家族であったり様々で、色んな「おひとり様」の日常を描く。『おひとり様物語』とタイトルがつけられているだけあって、この物語に登場するキャラクターたちはほとんどが独身や恋人なしの「シングル」だ。たまに結婚し、子供を持つ主人公が登場することがあるが、伴侶以外の異性に惹かれるというストーリーになっている。いわば「精神的シングル」たちが、この物語の主人公となっている。主役となるおひとり様たちは、様々な事情を抱えている。単に「結婚願望がある」「彼氏と別れた」などとステレオタイプな恋愛モノばかりではない。「結婚寸前で、自分の夢を追いかける決意をした」や「好きな同級生の恋を応援する」など、切なくなるようなエピソードも多い。人に恋したり、夢を抱いたり、それらが叶わず、でも心に仕...この感想を読む
大人女子ならこの方の作品は小さい頃からなじみ深いと思います。谷川史子さんが描く、ちょっと寂しい大人の女性の恋愛ストーリーです。ひとつひとつの話は独立していて、一話読み切り形式になっています。時々、登場人物同士がリンクしているところも、楽しみのひとつです。タイトルの通り、いわゆるおひとり様の大人の女性を主人公に、主人公を取り巻く恋愛や友情、仕事、家族が描かれています。一巻のあとがきで作者が述べているのですが、この作品におけるおひとり様の定義はとても広いです。彼氏や夫がいない、いわゆる本当のおひとり様だけではなくて、彼氏と喧嘩中や遠距離恋愛中の女性も主人公もして描かれています。まぁそれならそれでとも思えるのですが、最近の新しい話では、普通に夫がいる女性が家事と仕事の両立に悩んでいたところ、料理上手の家庭的な元彼女と出会ってしまって……という、どこをどう取ればおひとり様?!と思う作品があり、...この感想を読む
日比野真澄の父
「真澄」という名前は、父の好きなお酒から とったとわかって、父に 「こんな名前だいっきらい」と 言った反論。