DOGS/BULLETS & CARNAGEのあらすじ・作品解説
DOGS/BULLETS&CARNAGE(ドッグス/バレッツ・アンド・カーネイジ)は、三輪士郎による日本の漫画。不死の身体を持つハイネ・ラムシュタイナー、ハイネと行動を共にする情報屋のバドー・ネイルズ、失った記憶と両親の仇を探し求める冬峰直刀、元殺し屋のミハイ・ミハエロフの4人のキャラクターを中心に、それぞれの仇敵らと銃弾や刀を交え合うファンタジーアクション。 月刊ウルトラジャンプで2000年~2001年にかけて連載されていた『狗-DOGS-Straydogshowlinginthedark(ドッグスストレイ・ドッグス・ハウリング・イン・ザ・ダーク)』(コミックス全1巻)から基本的な設定を受け継ぐ形で、2005年から連載がスタートされている。 2007年、2008年にはドラマCD化、2009年には株式会社デイヴィッドプロダクションによりOVAでアニメ化されるなど、メディアミックス展開も多い人気作である。
DOGS/BULLETS & CARNAGEの評価
DOGS/BULLETS & CARNAGEの感想
ストーリーに難ありのスタイリッシュアクション
突然現れ、ベテランの風格を示した作家・三輪士郎 果たして三輪士郎が世に名前を知られたのはいつだっただろうか。記録を見ればウルトラジャンプに1999年には読み切り作品『BLACK MIND』が掲載されているし、カプコン作のスタイリッシュアクションゲーム『デビル メイ クライ』の小説版挿絵を担当している。だが、筆者が三輪士郎の名を知ったのは、さかのぼること十五年前、電撃文庫の月刊誌『電撃hp』上で、イラストレーター・ヤスダスズヒト推薦の漫画として『狗―DOGS―』が紹介されていたことだ。短編集として既刊一巻だけが発売されるだけのこの漫画は、ヤスダスズヒトという第三者の(ちなみに、当時はヤスダスズヒトの名を一躍世に知らしめることになるラノベ作家・成田良悟がようやく頭角を現していたころで、『デュラララ!!』もまだ世に出ていない頃だった)紹介イラストを通してでも、スタイリッシュで洗練されており、魅了された筆...この感想を読む