DOGS/BULLETS & CARNAGEの評価
DOGS/BULLETS & CARNAGEについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
DOGS/BULLETS & CARNAGEの感想
ストーリーに難ありのスタイリッシュアクション
突然現れ、ベテランの風格を示した作家・三輪士郎 果たして三輪士郎が世に名前を知られたのはいつだっただろうか。記録を見ればウルトラジャンプに1999年には読み切り作品『BLACK MIND』が掲載されているし、カプコン作のスタイリッシュアクションゲーム『デビル メイ クライ』の小説版挿絵を担当している。だが、筆者が三輪士郎の名を知ったのは、さかのぼること十五年前、電撃文庫の月刊誌『電撃hp』上で、イラストレーター・ヤスダスズヒト推薦の漫画として『狗―DOGS―』が紹介されていたことだ。短編集として既刊一巻だけが発売されるだけのこの漫画は、ヤスダスズヒトという第三者の(ちなみに、当時はヤスダスズヒトの名を一躍世に知らしめることになるラノベ作家・成田良悟がようやく頭角を現していたころで、『デュラララ!!』もまだ世に出ていない頃だった)紹介イラストを通してでも、スタイリッシュで洗練されており、魅了された筆...この感想を読む