プリティ・ウーマンの評価
プリティ・ウーマンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が8件掲載中です。
各項目の評価分布
プリティ・ウーマンの感想
シンデレラストーリーの中にある真実の愛
シンデレラストーリーが成立した理由ジュリアン・ロバーツの出世作となった作品、若くて可愛らしいジュリアン・ロバーツが娼婦役を堂々と演じています。王道を行くシンデレラストーリーの鉄板と言えますね。しかし、現代においては王子様が、いつか目の前に表れて幸せにしてくれるという物語は古いし、王子様が表れたからといっても、誰かに幸せにしてもらうのでは物語的に盛り上がりません。そんな面を「プリティ・ウーマン」は、リアルな現実を感じさせずに作り上げる事で、成功した作品だと思います。その要因は、舞台として設定してある、ホテルのスウィートルームです。日常とはかけ離れた空間の中で、ストーリーを展開させていくので、生活感がにじみ出ません。もしも、リアルな日常をこの中で描き、エドワードの洗濯物や食事、部屋の片づけなどが、映画の中に入ってしまったら、全体的なイメージが崩れるかも知れません。高級ホテルというだけでも、...この感想を読む