プリティ・ウーマンの感想一覧
映画「プリティ・ウーマン」についての感想が8件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
シンデレラストーリーの中にある真実の愛
シンデレラストーリーが成立した理由ジュリアン・ロバーツの出世作となった作品、若くて可愛らしいジュリアン・ロバーツが娼婦役を堂々と演じています。王道を行くシンデレラストーリーの鉄板と言えますね。しかし、現代においては王子様が、いつか目の前に表れて幸せにしてくれるという物語は古いし、王子様が表れたからといっても、誰かに幸せにしてもらうのでは物語的に盛り上がりません。そんな面を「プリティ・ウーマン」は、リアルな現実を感じさせずに作り上げる事で、成功した作品だと思います。その要因は、舞台として設定してある、ホテルのスウィートルームです。日常とはかけ離れた空間の中で、ストーリーを展開させていくので、生活感がにじみ出ません。もしも、リアルな日常をこの中で描き、エドワードの洗濯物や食事、部屋の片づけなどが、映画の中に入ってしまったら、全体的なイメージが崩れるかも知れません。高級ホテルというだけでも、...この感想を読む
ジュリア・ロバーツがかわいい!
リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演の、ロマンチックな王道シンデレラストーリーです。何といっても、主題歌が有名で印象的。華やかでお洒落な世界が堪能できます。娼婦のビビアンは実業家のエドワードと知り合い、1週間だけ彼のパートナーとして生活をはじめることになりますが・・・明るく素直で無邪気なビビアンを、ジュリア・ロバーツが好演しています。最初は派手だった髪型や化粧が、どんどんと洗練されていくのが観ていて楽しい。次第に変わっていく二人の関係を観ながら、パートナーへの思いやりの大切さや男女の価値観の違いなど、色々と考えさせられる作品です。
王道シンデレラストーリー
シンデレラストーリーと言えば本作!というほどに有名な作品。映画の中で一番好きな作品、とまではいかなくても、お気に入りに思っている人が多い作品だと思う。難しいことを考えずに楽に見られるところ、出てくるファッションのきらびやかさ、俳優たちのスマートな演技、軽やかで耳を離れない主題歌など、お気に入りになる要素が多い。そして何と言ってもハッピーエンドは見ていて気持ちがいい。この映画をきっかけにジュリア・ロバーツが好きになったし、こまめに作品をチェックするようになった。ほとんどストーリーは覚えているけれど、時々無性に見たくなる恋愛映画の一つになった。
どん底から脱出
普通に面白い。本来なら出会うことなんか絶対無い二人が出会って恋に落ちる、いろんなパターンで語られてきたラブストーリーの王道だと思う。対照的な世界を象徴するような主役二人のキャスティングもよかったと思う。ヴィヴィアン、人生についていなかっただけできっかけさえつかめばちゃんとした仕事についていた普通の女の子だったのだろうな。もともと主人公がどん底から大逆転で幸せをつかむストーリーが大好きだからか、このお話は何度みても楽しめる。自分に正直だけれど、決して相手に自分を理解することを無理強いしないヴィヴィアンのスタンスが潔くて素直に応援できる。気軽に「映画を楽しむ」ということで、何回もみて楽しめる映画だと思う。
シンデレラは虚像
玉の輿ラブストーリーの起源ここにあり。大学時代に履修していた「メディア論」でメディアリテラシーのレジュメの題材として十数回も鑑賞した、ある意味思い出の作品だ。素敵な女性は、シャネルだったり、ヴィトンのブランドを身につけることのステータスがあることを作品によって、あたかも世間一般の見解だという風に演出する。ハリウッド映画は時として、思想観念を人々に植え付ける役目がある。ただのシンデレラストーリーという見方だけではなく、少し批判的に鑑賞すると面白さが倍増してくる。1人の女性として幸せである条件は、お金だけではない。シンデレラはいつまでもシンデレラではいられない。
シンデレラストーリー
ジュリア・ロバーツの出世作になった作品でしょうか。王道のシンデレラストーリーだと思います。娼婦のヴィヴィアンが実業家のエドワードと1週間だけパートナー契約を結び、高級ホテルで一緒に暮らすようになります。服を変え、化粧を変え、マナーを知っていくことで、ヴィヴィアンが段々と洗練された淑女になっていく過程がすごく良いです。ホテルの支配人も粋な感じですごく良いです。エドワード役のリチャード・ギアもすごく素敵でカッコイイです。すごく素敵なお話なので、何度も見返していますが、やっぱり何度見ても良いものは良いですね。使われている楽曲も耳に残る名曲ばかりだと思います。幸せな気分になりたいときに、お薦めの作品です。
ジュリアロバーツの笑顔がいい
この頃のジュリアロバーツは本当にどこをとっても輝いていて素晴らしいしキラキラしてるけどギラギラもしているとは思うし、この映画だからこそジュリアロバーツが今の地位を得たのだという事もわかるのですが、あまり好きな映画ではありません。音楽も耳には残りますが無理矢理この映画を華やかなものにする為だけに作られた様な無理してる感じで少し残念です。内容としてもありがちなシンデレラストーリー。最初の方は本当にバカッぽくて最後まで見てられるかと不安になる程でしたがそれなりに見ていて楽しくなる様なシーンや実力派のキャストのおかげでなんとか最後まで乗り越える事はできましたがもう二度とみないと思いました
時代を経てもなお引き込まれる作品です
プリティ・ウーマンを最初に見てからもう何年もたってしまいました。通常私の場合は、どんなに好きな作品でも年月がたってから再び視聴してみると、イマイチと思うことが多いのですが、この作品は、今でもその物語の中へとどっぷりとつかりながら見てしまいます。作品の中で流れる曲もまた、古びるようなこともなく楽しめます。そう、今作られた作品なのだといわれても何の抵抗もなく楽しめてしまえる、そんな作品なのです。女性なら、幾つになっても夢見てしまうシンデレラストーリー。私もいつか、リチャードギアのようなかっこよくて素敵な、そして大金持ちの男性と素敵な恋に落ちるかも・・・夢も見させてくれる素敵な作品です。