エリン・ブロコビッチのあらすじ・作品解説
タイトルとなった「エリン・ブロコビッチ」は実在するアメリカの環境運動家であり、この女性が大企業を相手に集団訴訟を起こし、全米史上最高額である350億円の和解金を勝ち取った実話を描いた作品である。2000年に制作されたアメリカ映画で、配給はソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント、主役はジュリア・ロバーツ。 元ミス・ウィチタという美貌の持ち主エリンは、3人の子持ちで職探しに追われている。面接の帰りに追突事故に巻き込まれ、弁護士を雇ったが和解金を取り損ねた。その弁護士エドの法律事務所に押しかけ、強引に彼のアシスタントとなる。仕事中、不動産売却書類に添付されていた血液検査のファイルを見つけ、大勢の住民が病に苦しんでいることを知り調査を開始。大企業の工場が有害物質を垂れ流していることを突き止める。資格も持たない一人の女性の地道な活動が実を結び、大勢を味方につけハッピーエンドとなる勇気と感動の物語である。 2000年アカデミー賞等、多くのアワードで主演女優賞を獲得した他、作品賞、監督賞等も多数受賞した。
エリン・ブロコビッチの評価
エリン・ブロコビッチの感想
現実的なシンデレラストーリー
ジュリア・ロバーツの出演作品の中でも一番好きな作品。「プリティー・ウーマン」や「ノッティングヒルの恋人」よりも現実的で身近に感じられる主人公、と思ったら、実話が元になっている映画とのこと。かなりパワフルで圧倒されるし、限界や無理なことなんてないんじゃなかろうかと勇気をもらえる。現実的なシンデレラストーリーとして好感が持てる。特にエリンが周りの人の心を動かしていくシーンは見ていて勇気をもらえる。服装や言葉遣いだけ見ていれば、本気なのか?と思いたくなってしまう節もある。けれど熱い情熱は必ず伝わる、というところがベタだけどいい。もう少し人から受け入れられる様に、服装や言葉遣いだけでも改めればやりやすかっただろうにと思うのは野暮だろうか。
エリン・ブロコビッチという女性
ジュリア・ロバーツが出ている作品の中でい一番好きです。この頃のジュリア・ロバーツにとても似合う役柄だったように思えます。大手企業から史上最高額の和解金を勝ち取る事に成功したエリン・ブロコビッチという実在する人物の反省を描いた作品で、エリン・ブロコビッチ本人も出演していました。見終わったすぐ後は「これが本当にあった出来事だなんて!さすがアメリカ!」といった感じでしたが、しばらくしてからジワジワと色んな事を考えてしまいました。パワフルに動ける女性って良いですよね。日本には「母強し」なんて言葉がありますが、この映画にはその言葉がぴったりな様な気がします。
実話が基になっているということがすごい
何の知識もなかったシングルマザーが、法律事務所で働くことになり、そこで見つけた1枚の書類から大企業の環境汚染を暴いていくという話。実話が基になっているらしいですが、すごいですね。この主人公をジュリア・ロバーツが演じているのですが、ホントにピッタリの役。まさにハマリ役だと思います。実話が基になっているとはいえ、かなりの脚色が加えられてはいると思いますが、環境汚染の証拠をいろんな方法で収集していくというあたりはワクワクしながら見る事ができました。ラストはすごく爽快な気分になりました。ジュリア・ロバーツといえば、「プリティウーマン」が浮かびますが、この作品も彼女の代表作だと思います。素晴らしい作品です。
エリン・ブロコビッチに関連するタグ
エリン・ブロコビッチを観た人はこんな映画も観ています
- 俳優
- ジャン・レノ、他
- 俳優
- ハーレイ・ジョエル・オスメント、他
- 監督
- M・ナイト・シャマラン、他
- 俳優
- 土屋アンナ、他
- 監督
- 蜷川 実花
- 俳優
- マコーレー・カルキン、他
- 俳優
- マギー・スミス、他
- 前へ
- 次へ