テスの評価/評判

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テスの評価

テスについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.004.00
キャスト
4.004.00
音楽
4.004.00
演出
4.504.50

各項目の評価分布

総合評価

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

映像

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

脚本

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャスト

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

音楽

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

テスの感想

豊饒のイメージに古典の品格を根幹として、知性と情念の昇華に透明な香気がたちこめる 「テス」

ロマン・ポランスキー監督の「テス」を観終えて、いま私はその豊饒な作品世界に魅入られ、言葉もない。この深い思いをどう表現したらいいのだろうか。優れた映像世界の前には、言葉も文章も及ばないことを痛感してしまう。イギリスの文豪トマス・ハーディ原作の「ダーバヴィル家のテス」は、19世紀の自然主義文学の代表作の一つとはいえ、現代の感覚からすると、なにやら仰々しく理屈っぽく、ひたすらの生真面目さに、時に辟易もします。だが、その原作を、まさしく深く読みとったロマン・ポランスキー監督の「テス」は、豊饒のイメージに、古典の品格を根幹として、けれど20世紀の知性と情念の昇華に、透明な香気がたちこめるのです。見事であり、また鮮烈でもあるのです。緑はるかなウェセックス地方。その自然の風景、四季の移ろい。南部の肥沃と北部の荒涼に、働く野の人々の命が脈打ちながら、悠久の大地は人の世の流転の哀れを奏でます。そして、何よ...この感想を読む

4.04.0
  • dreamerdreamer
  • 122view
  • 1749文字
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