家族でご飯を食べたり、同じものを見たり、感じたりするのが私の夢なんだ。
アイリーン・クイーン
理解が深まる映画レビューサイト
映画レビュー数 5,784件
ハロルド・グレイ原作である赤毛の少女を主人公に描いたアニーは1933年、世界大恐慌直後のニューヨークを舞台に描かれた作品である。 ニューヨークの市立孤児院に生まれてまもなく預けられた赤毛の少女は11歳を迎えてもなお、本当の両親が迎えに来てくれることを願って、両親の形見である半分だけのペンダントをいつも身につけており、孤児院の院長であるミスハニガンにいくら冷たい仕打ちをされても希望を捨てずにいた。そんな中、大富豪のオリバー・ウォーバックスが世間に好印象を与える策略として、孤児を引き取ることに。赤毛の少女が選ばれる。秘書であるグレースや使用人たちは彼女の虜になったものの、ウォーバックスは気難しい態度で彼女に接していた。しかし、ウォーバックスは少女の明るさに触れ、また両親のことを信じる力強さに触れて変わっていく。 ミュージカル化により、希望を歌ったtomorrowやmaybeなど多くの名曲を生みだした。映画化をされる際においても名曲を随所に入れたミュージカル映画となっている。
どん底のように見える生活の中で、明日を信じて生きていることの意味を知ることができる映画です。 どんなときにも、笑顔と希望と愛を忘れなければ、幸せが近づいてくる、そんなポジティブの固まりのような明るさをお裾分けしてもらうことができると感じています。 生きていることを幸せに思うこと、希望を捨てないこと、どんな暗闇の中にいても、前を向いて歩いていけばいつか光に出会うことができるということ。 今を辛いと感じている全ての人に見てもらいたいと私は思います。 かくいう私も仕事がなくなり、失業保険も終わった時にこの映画に救われました。面接に笑顔で行く勇気ももらえました。 これからも沈んだ時にはお世話になると思います。
アイリーン・クイーン
本当の両親が迎えにくると信じて待っている時にいったセリフ。
アイリーン・クイーン
アニーが孤児院から脱走するときにラジオから流れた言葉