相手は世界一だ。 最後のゴングが鳴ってもまだ立っていたら、俺がゴロツキじゃないことを生まれて初めて証明できる。
ロッキー・バルボア
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この映画は、1976年のアメリカのボクシングの映画で、主演・脚本はシルヴェスタ・スタローンである。この映画は、第49回アカデミー賞作品賞と、第34回ゴールデングローブ賞ドラマ作品賞を受賞した。 あらすじは、フィラデルフィアで生活をしていた三流ボクサーである、ロッキー・バルボアは、本業のボクシングの賞金だけでは、生活する事が困難になり、ヤクザまがいの取り立て業をしていたのである。 うだつの上がらない生活をしていて、バルボアであるが、そのバルボアにも、生きがいがあり、それは恋人のエイドリアンであった。 ある日、ボクシングの世界チャンピオンである、ポロ・クリードの対戦相手が負傷して、偶然にもバルボアが選ばれるのである。 バルボアは、対戦当日、生卵を何個もカップに入れて、一気飲みをし、対戦相手と死にもの狂いの戦いを挑むのである。最後は互角の勝負になり、判定負けにバルボアはなるが、報道陣をかき分けて、「俺はやったぞ」と言う思いを込めて、恋人のエイドリアンの名前を叫び続けるのである。
元気がない時に聞きたい曲NO.1『ロッキー』というとお決まりのあの曲です。トランペットと共に始まるこの曲は、サビがすこし遅めで始まるのですが、そこがまた良いのです。ロッキーのトレーニング風景と共に流れてくるこの曲は、不思議と力が湧いて来ます。なぜかガッツポーズをしたくなるのは、やはり映画の影響でしょうか(笑)。作曲をされたビル・コンティ氏はこの後も『ロッキー』シリーズを担当していますが、やっぱり『ロッキー』といえばこの「GonnaFlyNow」が真っ先に思い浮かびます。落ち込んだ時には必ずこの曲が聞きたくなります。スポ根とは違う私も、私の両親もスポーツはあまり得意ではなく、ボクシングの試合もテレビでたまに見る程度でした。しかし、両親がシルヴェスター・スタローンのファンだった事からこの『ロッキー』も見ました。正直に言うと最初はあまり見る気は起きませんでした。ボクシングには興味もなかったし、生卵をガバガバ飲...この感想を読む
ロッキー・バルボア。無名だったスタローンをスターダムに押上げ、映画の内容通りにアメリカンドリームを体現してスターダムに押し上げた作品でもあります。才能があるのに賭けボクシングなどでくすぶっているボクサーの主人公。金を稼ぐために闇金の取立てなども行いますが、根が優しいので暴力的な取立てはできません。そんななかで知り合いの妹である内気な女性と交際を望むのですが向こうもなかなか心を開いてくれません。ここでテレビ企画によるチャンピオンとの対決が持ち上がり、その試合に耐えきれるかで夢をつかもうと目指します。女性が控え室で待つ中でロッキーは一人の男としての意地を見せようと挑みます。
今更語るまでもない、言わずと知れたスポーツ映画の傑作「ロッキー」です。まったく売れない俳優をしていたシルベスター・スタローンが自ら脚本を書いて映画化されたという、結構変わった経歴の映画です。話の流れはチンピラの無名ボクサーが、最強のチャンピオンアポロを倒してアメリカンドリームをテにするという、超ベタな話で誰でも話は読め読めの展開なのですが、見ると不覚にも感動してしまうし、ロッキーに憧れてしまいます。それだけ普遍的なものがこの作品には盛り込まれています。ラストの恋人のエイドリアンの名前を連呼するシーンなどは感動の嵐です。まさにスポーツと男のロマンがつまった作品です。
ロッキー・バルボア
ロッキーの世界挑戦が決まり就寝前に恋人エイドリアンに対し自らがゴロツキから足を洗う決意を伝えた言葉
ロッキー・バルボア
主人公であるロッキーが50歳で現役チャンピオンに挑戦する試合の前の記者会見で言った一言。
ロッキー・バルボア
チャンスが巡ってきた時に放ったロッキーが放った言葉