機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-のあらすじ・作品解説
【機動戦士ガンダムSEEDC.E.73-STARGAZER-】星を見る者 大人気ロボットアニメ「機動戦士ガンダムSEED」、その続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の世界観で展開されるスピンオフ作品である。「遺伝子工学により人工的に生み出された人々」と「自然に生まれた人々」との確執が原因で戦闘状態となっている世界が舞台である。 軍用の大型人型兵器「モビルスーツ」を用いて世界中が血で血を洗う泥沼の戦いを広げる中、宇宙探査用モビルスーツ「スターゲイザー」が最終実験を控えていた。スターゲイザーの技術を狙う地球軍、その中にはかつて少年時代に望遠鏡で星を見ていたスウェンがいた。スターゲイザーによる宇宙探査へ意欲を見せるセレーネとの邂逅。セレーネの乗る純白のスターゲイザーとスウェンが乗る漆黒のモビルスーツ「ストライクノワール」との激闘。彼らが辿り着いた場所。帰るべき場所。宇宙に魅せられた二人で出した答えとは? バンダイチャンネルから2006年7月14日から公開された。1話15分全3話
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-の評価
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-の感想
短い尺だが深く戦争の悲劇を語る作品
企画モノ感が強いガンダム! 監督の西澤晋は、本作の本伝であるガンダムSEED DESTINYの全50話中29本の絵コンテを書いているメインスタッフである。DESTINY中盤の最も盛り上がる場面である「ステラ」「悪夢」の回も担当しており、特に「悪夢」でのシンが搭乗するインパルスと、キラのフリーダムの対決シーンは屈指の名シーンだ。最近では鉄血のオルフェンズにも参加していてガンダムシリーズにはそこそこ精通してもいる。その西崎氏が監督で、脚本は日本のSFを支える企画制作会社スタジオぬえの重鎮、森田繁が担当。森田氏は学生時代に月刊OUT増刊のガンダムセンチュリーという大変にコアでマニアックなムック編集に参加してそのまま業界入りしているので、ガンダムあっての彼である。そのような意味で、SF性とドラマ性を目指した本格タッグと言ってもいい組み合わせだろう。この作品のインタビューでは西澤氏は「幸せを強調...この感想を読む
ガンダムSEEDの世界の第三弾がいよいよ始まりました。
機動戦士ガンダムSEEDもいよいよ第三舞台になりました。今回は機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER- です。SEED,SEEDDESTENAで終わりかと考えたのですが、なんと始まりました。その後の物語です。長くも短く続く戦争がいよいよ本格的に動き始めたのです。とにかく素晴らしいというほかない物語がとにかく素晴らしく展開されていくのです。面白くも素晴らしい物語がいよいよ展開します。それだけ素晴らしい作品なのです。ここまで面白いと時間を忘れてプレイしてしまいそうです。とにかく見て欲しいガンダムSEED第三作です。是非楽しんで下さい。
そんなに好きになれなかった作品
機動戦士ガンダムSEEDの外伝に当たる作品です。外伝なので、SEEDの登場人物は出てきませんが、機体はこれまでの派生機などのMSVの機体が登場します。初めてパッと見た時の印象は「全体的に尺足らず」という印象でした。とても短い作品なので、ストーリーやキャラクターの説明が十分にされておらず、キャラクターに感情移入するのが難しかったです。そのため、重要そうなキャラクターが死んでもあまり印象に残りませんでした。また、主人公達も尺の都合か少し影が薄く、登場シーン自体がそんなに多くありません。主人公達がどんな人物なのかもよくわからないまま作品が終了してしまったので、個人的にはあまり好きになれませんでした。それでも根強いファンはたくさんいるようなので、単に自分が馴染めなかっただけなのかもしれません。