うみねこのなく頃にのあらすじ/作品解説

うみねこのなく頃にのあらすじ・作品解説

「うみねこのなく頃に」は、同名サウンドノベルをアニメーション化した作品で、元になったゲームの総監督＆アニメの原作は、「ひぐらしがなく頃に」等の原作者として知名度が高い「竜騎士07」氏である。放送期間は、2009年7月から12月までの半年間、全26話、本作は、ひぐらしシリーズ同様、同じ時間を何度も繰り返す、いわゆる「ループ系」に分類される物語構成で、この半年間の放送に間に主人公（右代宮戦人）を含む登場人物達が、何度も無残に殺される連続殺人ものの作風である。あらすじは、魔女との契約で大富豪になったとされる右代宮家が所有する六軒島で、一年に一度、親族会議が行われていた。しかし、集まった親族は、すきあらば財産を狙う一癖も二癖もある人物達、そして最初の殺人が起こる。殺人は人の仕業なのか、魔女の仕業なのか、好奇心旺盛な主人公戦人は、捜査を開始するのである。主なメディアミックス展開は、竜騎士07作品のコミックス化に定評のあるスクウェアエニックス社から、ＥＰ1からＥＰ7までのコミックス化が行われている。

うみねこのなく頃にの評価

総合評価: 3.503.50; (1件)

映像: 3.503.50

ストーリー: 3.003.00

キャラクター: 3.503.50

声優: 4.504.50

音楽: 4.504.50

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うみねこのなく頃にの感想

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犯人は人間か、それとも魔女か

「ひぐらしのなく頃に」に続く竜騎士07先生のなく頃にシリーズ2作目。今回の舞台は六軒島という孤島で、そこに集まった右代宮家の親族たちが惨劇に巻き込まれていくというもの。登場キャラの半分以上は大人なので、当然声優陣もベテランが起用されて非常にレベルが高い。BGMはひぐらしの反省からか原作であるPCゲームにて使用されていたものをそのまま使用しているので、原作ファンにも嬉しいものとなっている。うみねこの肝となるのが、惨劇を起こした犯人は人間なのか魔女なのかというもの。六軒島にはベアトリーチェという魔女の伝説があり、実際にベアトリーチェもEP1の最終話から登場してくる。そのEP1は純粋なミステリー物として楽しめるのだが、ベアトリーチェが深く絡んでくるEP2は一転変わって程遠いファンタジー物となるため、ミステリー物を望む人には厳しい作品といえるかもしれない。

3.53.5