黒い家のあらすじ・作品解説
貴志祐介の「黒い家」を映画化した、2007年に公開された韓国のサスペンス映画。韓国では公開第2週にして観客動員数100万人を突破する記録となった。監督は本作が長編デビューとなるシン・テラ。 保険会社の査定員ジュノは、ある日沈んだ女性の声で「自殺の場合は死亡保険金は出るのか?」との質問を受け、幼い頃弟が自殺したことから同情し、思いとどまるよう説得、つい本名を明かしてしまう。後日、契約者で小さな板金工場の経営者チュンベから呼び出され、妻イファの連れ子で7歳のポフンの自殺現場の第一発見者となってしまう。以来チュンベは会社に日参し、保険金をせがむが、彼は自傷行為で保険金をせしめる”指狩り族”であったことが明らかになる…。 イファは、その変わり様を見事に演じている「4人の食卓」「鬘~かつら」のユソン。善人ジュノを「ユア・マイ・サンシャイン」「天軍」のファン・ジョンミン、チュンベを「シルミド/SILMIDO」「とかげの可愛い嘘」のカン・シニル、ジュノの婚約者ミナを「オーバー・ザ・レインボー」のキム・ソヒョンが演じている。
黒い家の評価
黒い家の感想
黒い家が黒すぎて…
黒い家が黒すぎて何がなんだかわからないまま物語は進行していったというイメージで終了しました。原作を読んでいないのでどんなものかもわからず見た私がいけないのかもしれませんが映画単体で考えれば意味不明。そしてもうちょっと恐怖を目に見えてわかる物にしてほしかったなぁと思います。「コワイ」と噂されていたのを聞いてレンタルしたもので…(汗)前評価が良かっただけにそのギャップで見た事を後悔してしまいました。何が悪いという事はないのですが…良い所がなかった様に思えます。人によっては見えない物を想像する恐怖が好きな人もいると思います。そういう人にはこの映画良いのかもしれません。
う~ん、なんか残念・・・
原作が、めちゃめちゃ怖くて面白くて、すごく期待してみたんですが正直今いちでした。 大竹しのぶさんに不満はありませんでしたが、最後のシーンが原作と少し違ってて、なんか「そこいるかな?!」っていうよくわからないシーンがあり、そこでさーっと冷めました。 全体的には、結構忠実に作っているのかなとは思いますが、最後が悪かったらやっぱり駄目ですよね。 内容自体が、人間の見えない怖さというものなので、それを表現するのは難しいですかねやはり。 何も特別なことは起こらず、ただ保険金の話なんですけど、そこに関わる人間の底知れぬ欲がドロドロうずまいていて、目には見えない不浄の物に自分が巻き込まれていくようなそんな感覚がします。 黒い家っていうタイトルもすごくよくわかるというか、その黒さはまさい心の黒さを表しているのかなと思います。 映画も観る方は、小説も是非読んで頂きたいなと思います。
原作 > 本作 > 日本版『黒い家』
貴志祐介さんが大好きで、中でも小説の『黒い家』は個人的に最恐と思っています。この原作を映画化したのが邦画の『黒い家』で、内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦さんが出ています。しかし原作に比べるとあまり怖くなく、評価が高くない作品になります。ただし大竹しのぶの迫真の演技はかなり怖いです。では、それを韓国がリメイクしたらどうなったか。結果、かなり怖くなりました。内野さんの代わりの俳優はより弱弱しく情けないキャラになり、見る者をイライラさせてくれる。そして大竹さんの代わりの女優さんは、一見きれいなお姉さんになりましたが、かなりの鬼畜ぶりがいいギャップ。西村さんの代わりの俳優さんは、一層怪しくなり危険な雰囲気をまとっています。キャストがすごく良かったうえ、映像も演出も素晴らしかったです。ぜひ見てください!損はしないです。あ、期待した大竹しのぶさんのようなエロ鬼畜シーンはないです笑この感想を読む
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