俗・さよなら絶望先生のあらすじ・作品解説
俗・さよなら絶望先生は、久米田康治の漫画『さよなら絶望先生』を原作とし、2008年1月から3月にチバテレビほか独立U局とキッズステーション、BS11で放送されたテレビアニメである。 どのようなこともネガティブにとらえる高校教師・糸色望と個性豊かな生徒達が展開する一話完結の学園コメディであり、時事ネタや、社会風刺、パロディやブラックジョークを数多く含む。元号は昭和がそのまま続いているという舞台設定で、主人公や一部のキャラクター達は和服を着用しているなど全体的にレトロな雰囲気が漂う。 アニメーション制作はシャフトが行い、独特の映像演出や定番声優の起用等から2009年放映『化物語』と並ぶシャフトを代表するアニメとなっている。 主題歌「空想ルンバ」は前作から引き続き大槻ケンヂと絶望少女達が担当し、話題となった。 本作は2007年に放送された『さよなら絶望先生』の続編、第二期にあたり、シリーズとしては後に放映される続編「懺」を含み2015年時点でテレビシリーズ3作、OVA1作が存在する。
俗・さよなら絶望先生の評価
俗・さよなら絶望先生の感想
やりたい放題なのは相変わらず
初めからのサプライズ物語の始まり部分から絶望先生が漂流していて、流れ着くまでの過程に驚かされました。これまでの話が無かったことになっており、改めて、ゼロから物語を展開させていくつもりなのか、と思いました。初っぱなから、ずいぶん思いきった展開だったのではないでしょうか。これまでのことが一切無かったことのように扱われるのか、と思ったら、生きている設定と生きていない設定があり、無茶苦茶なのは相変わらずのように思います。シリーズ1では、木津さんと絶望先生が保健室で一緒の布団で寝てしまうアクシデントが起きてしまいます。きっちり責任をとってもらうことに固執して、木津さんは、絶望先生と結婚して入籍しようと企てています。しかし、シリーズ2となる「俗・さよなら絶望先生」には、その設定は無かったことになっているように感じます。木津さんが絶望先生と結婚させようとする場面は皆無なのではないでしょうか。他の部分...この感想を読む
俗・さよなら絶望先生の登場キャラクター
久藤准
よみがな:くどう じゅん 性別:男 所属:2のへ組 性格:冷静でマイペース 特徴:読書家で、大草や木野とともに図書委員を務める。読書家だけあって書籍に対する評価はかなり辛口。 価値観:文学観はやや古風かつ写実主義寄りで、サナトリウム文学は好きではない。 特技:自ら物語を創作する能力 声:水島大宙 成績:優...
臼井影郎
よみがな:うすい かげろう 性別:男 所属:2のへ組 性格:好色な上にマゾヒスト 特徴:あまりに存在感が薄く、描線まで細い。また先祖代々毛髪も薄い。存在感を示そうとクラス委員長を務めるが、千里にその役目を取られ、結局クラスメイト達から認識されていない。しかし、影の薄さを悪用しようとする時(覗きなど)...
糸色倫
よみがな:いとしき りん 年齢(作品時):17歳 性別:女 所属:2のへ組 性格:強気で高飛車な性格 特徴:3000人もの弟子を抱える糸色流華道師範で、剣術の達人でもある。2007年度からへ組に編入。普段は着物姿が多く、たまに番傘を差している。髪型は黒髪ウェーブ。身内にはいわゆるお嬢様しゃべりであるが、クラス...