道があることを信じられなくなったら、その道は本当になくなってしまうかもしれない。だから、必ず道はあると信じ続けなくちゃならないんだ。
天沢勇子
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電脳コイルはNHKで放送されていたアニメである。近未来の日本が舞台となっているが、建物等に大きな違いはない。違いは、電脳メガネという空間上にインターネットブラウザを表示したり、電話を掛けたり、電子情報を読み取ったりするのに使うことができる。前半はこうした世界に生きる少年少女たちがイリーガルと呼ばれるバグのようなものと関わったり、サッチーというウィルス駆除ソフトと戦ったりする話である。 後半になると、様子が一変する。主人公核の一人であるイサコが謎の動きを活発化させ、ヤサコやその仲間たちは都市伝説を調べながらイサコの行動の真意に迫っていくというミステリー的な要素が追加され、ブラックな雰囲気となる。少々ホラー要素も入ってはいるが、子どもが見ても十分に楽しめる内容であり。大人が見ても面白いと思えるアニメである。自分の目的を達成しようとするイサコと裏で暗躍する謎の少年たち、イサコを止めようとするヤサコたち。すべての登場人物が複雑に絡み合い、深い味わいを出すアニメである。
そう遠くない未来が舞台電脳コイルは、ウェアラブルコンピューター・電脳メガネが広く普及した202X年の世界を舞台に、子どもたちがメガネにまつわる謎に迫っていく物語です。現実の世界でも、2015年にアップルウォッチが発売され、ウェアラブルコンピューターが身近なものとなってきています。今後は、コンピューターは持ち歩くものという概念から、身に着けるものという概念に移行していくのかもしれません。さらに、物語のメガネはとくに若い世代にとって欠かせないものであり、これは現実でのスマートフォンとよく似ています。このように、本作はフィクションでありながら、まったくの絵空事とは言い切れないリアリティや、そう遠くない未来を感じさせるのです。古い空間に残るバグとサッチー主人公・ヤサコが引っ越して来たのは、古い電脳空間が随所に残る寺社仏閣の多い町でした。整備の進む町にある寺社仏閣の存在は、どこか取り残された古い記憶を想...この感想を読む
原案・脚本が磯光雄さんで初監督作品になります。最近、多い電脳世界も交えた世界の大黒市が舞台です。電脳空間にダイブするタイプの作品が多いが、他の物と異なっているのは、リアルの世界の中に電脳空間があり【電脳メガネ】と呼ばれるデバイスを使用してリアルに張り付いている電脳空間を認識している。携帯の役目も果たすので電話を掛けたりPCとしても使える優れモノ。主人公小此木優子(あだながヤサコ)を差し置いて『メガばあ』なる奇怪な人物(ヤサコの父方の祖母)が登場します。怪しいアニメかと思いきや『メガばあ』が奇怪なだけで、小学6年生の子供達の日常を描いた作品で後半の謎が明かされる部分が、最近のアニメにありがちな『この次はこうなる!!』という先読みをイイ意味で裏切られて裏切られて『そうなるんかい!!』という結末だったので何度も見直してしまいました。1・2話収録
子ども向けだと思い完全にノーマークだったのですが、やたらと評判がいいので見てみることに。始めは、絵が好みでないこともあり見るのに疲れていたのですが、だんだんと引き込まれている自分がいました。内容がよく分からない子どもにも電子化されたことによる弊害というものが、なんとなく、分かってもらえる作品なのではないでしょうか?実際にこのような世界に現在近づいているのではないでしょうか。オカルトと電子化された世界での話がうまい具合に混ざりあい、子どもたちが解決するお話です。この話の中で、出てくるおばあちゃんがいい味出してます。子どもと一緒にご覧になってみてもいいのではないでしょうか?
よみがな:あまさわ ゆうこ ニックネーム:イサコ 生年月日:2014/4/4 年齢(作品時):12 星座:牡牛座 性別:女 国籍:日本 所属:6年3組 性格:強気 CV.:桑島法子
よみがな:はらかわけんいち ニックネーム:ハラケン 年齢(作品時):12 性別:男 国籍:日本 所属:6年1組 性格:無愛想 特技:サッチーやキュウちゃんを1分間だけ電脳ペットとして制御すること 役職:部長 CV.:朴璐美
よみがな:さわぐちだいち ニックネーム:ダイチ 年齢(作品時):12 性別:男 国籍:日本 所属:6年3組 性格:ガキ大将 特技:違法な電脳ツールとハッキング技術 部活:生物部 CV.:斉藤梨絵
天沢勇子
道順をたどり、新校舎ビルへとやってきたヤサコとイサコ。 そこにあるコイルスの空間で、一刻も早くデンスケを治療しなければならない。 無関係のヤサコをこれ以上巻き込むわけにはいかないと思い、イサコはヤサコの手からデンスケを奪い取り、走り出す。 その後、電話を通じてヤサコに謝罪と別れを告げた時の言葉。
天沢勇子
運悪く、イリーガル捕獲用のトラップに引っかかり、その場にいたヤサコとともに脱出困難な部屋へと閉じ込められてしまう。 その後、なんとか脱出に成功し、イリーガルに追われ危険な目にあっていた京子を無事救い出す。 この一件で普段は見られないイサコの一面を目の当たりにしたヤサコは彼女にもう一度友達になれないかとたずねた。 その時の勇子からの答えの中での言葉。