ガン×ソード GUN×SWORDのあらすじ・作品解説
ガン×ソードGUN×SWORDは2005年に放送されたアニメ作品で、週刊少年チャンピオンでのコミックス、脚本家による小説などのメディアミックスがされている。 ヴァンは自分の花嫁エレナを殺したかぎ爪の男に復讐する為世界を彷徨っていた。そこで同じくかぎ爪の男に兄ミハエルを連れていかれてしまった少女ウェンディを救う事となり、目的を同じくする者として旅立つことになる。かぎ爪に殺されかけた際に受けた手術によって得た巨大なヨロイを操る力を使い、各地で様々な事件に巡り合うことになるというストーリーである。 予告の際には西部劇風のビジュアルで復讐劇といった事だけであったが、本放送によって初めてヨロイ、つまり他作品におけるロボットの存在を示したという意味で非常に異色の作品とされている。 2015年にはパチスロされるなど、長い期間にわたってメディアミックス化が行われていて根強い人気を持つ作品としても知られるものである。
ガン×ソード GUN×SWORDの評価
ガン×ソード GUN×SWORDの感想
ロボット好きも冒険好きも大好きになるこの復讐劇。
主人公らしくない主人公バンの復讐劇の結末はいかにこのアニメの主題は恋人を“かぎ爪の男”に殺された男、主人公バンの復讐と少女ウェンディの出会いから大きく始まる。機動戦士ガンダムシリーズのようなロボットと人の主軸というよりバンの愛機であるダンを交えての、あくまでも復讐劇が主体となっているところがロボット好きな人にもはたまたシナリオやストーリーを重視したい人にもいい作品だと思うし、すごくおもしろく愉快な復讐劇といいたい。主人公というと華々しい、勇猛果敢など人を魅了する何かを持っていることがあるが、バンにいたってはしいて言うならダンを乗りこなす点が目立つ。腕は確かに立つが、どこかやる気のない感じや味覚音痴などユーモラスあふれるところが復讐劇とはあいまみえないようで、でもなんだかんだマッチしているというみていてなぜか楽しく、胸動かされる復讐劇というところが魅力的に感じる。また、愛機ダンに乗る際の...この感想を読む
最強の○○
自分の花嫁を結婚式のその場で殺されてしまった……そんな男、ヴァンが復讐のために「かぎ爪の男」を探して旅をする作品です一般的なアニメ作品だと、復讐は何も生み出さないから止めようと最後にまとまる作品が殆どですがガンソードは最初から最後まで復讐を貫き通す作品で、なまじっかな青臭い理想論と比べると非常にリアリティを感じることが出来ますといっても復讐だけの暗い作品というわけでもなく、主人公のヴァンにヒロインのウェンディら魅力あふれるキャラクターたちによって非常に面白い作品に仕上がっています特に序盤からヴァンとウェンディがそれぞれ衝撃的な告白をしてくれるので序盤だけでも一見の価値ありですよ!