蒼天の拳のあらすじ・作品解説
「蒼天の拳」は、原哲夫による日本のマンガ作品で、「北斗の拳」の過去を描いたものである。 この作品は、全26話になっていて、テレビ朝日で、2006年10月4日から2007年3月4日まで放映されたのだ。 舞台は、1935年頃の日本で始まり、第62代北斗神拳伝承者である霞拳志郎は、日本で女学校の教師をしていたのだが、そこに中国からポンヨー(親友)である、李永健と言う老人が船に乗って訪ねて来て、香港にいる、同じポンヨーの藩光琳が敵対するマフィアに捕らわれて、その妹の拳志郎の恋人である玉玲が殺されてしまった事を伝えようとしたのだ。 しかし、李永健は、その事を伝えるのを辞めて、コンクリートの川に身を投げて、死んだのだが、拳志郎は、その事を知り、怒りを持って、ポンヨーである藩光琳を救う為に、昔、住んでいた香港に向かうのである。 香港に着いてからは、いろんな流派の拳法を持つ敵と戦う事になるのだが、拳志郎は、北斗神拳を使って、敵と戦っていくのである。
蒼天の拳の評価
蒼天の拳の感想
原作の序盤部分のみのアニメ作品
霞拳志郎の魅力についてどうしても、比較対象は「北斗の拳」主人公のケンシロウになってしまいます。同じ「けんしろう」と名付けられているのは、前作のイメージを引き継げるという部分で、とても良かったことだと思います。これはアニメ作品ではなく、原作の漫画にいえることです。「北斗の拳」主人公ケンシロウについては、無口で、普段は感情の起伏がなく、穏やかなキャラクターになっています。そして、稀にみせる優しい表情のギャップが魅力になっているのではないでしょうか。もちろん闘うときの険しさ、無情さや非情さもギャグ要素として面白い部分となっています。それと比較して、このアニメ作品の主人公である霞拳志郎は、キャラクター設定が全然違っており、同じ「けんしろう」であるにもかかわらず、違うキャラクター設定であることを物語冒頭で強く印象付けている気がします。まずは咥え煙草している場面が多いのが、その象徴ですよね。それだ...この感想を読む
仲間の想い
これは北斗の拳の前になる作品にもなるのです。巷などにも「パチンコ」「パチスロ」などでもモチーフとして取り上げられているのです。私も、アニメに関しては見た事がないので興味半分で見てみようとしたのです。私が初めに一番に感じたのは「北斗の文句は俺に言え!」このフレーズはインパクトにも残るのです。伝承者として動こうとする拳志郎ですが、この巻数では敵を追い払うことでしかないのですが上海時代の仲間が来るのです。必死に会いに来るのですが拳志郎は戸惑っているような感覚にもなるものです。「仲間の為に動く」このキーワードがカギにもなるものではなるのかと思います。次巻が楽しみです。