等価交換だ 俺の人生半分やるから お前の人生半分くれ!
エドワード・エルリック
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荒川弘による漫画であり、アニメ作品である。月刊少年ガンガンで、2001年8月号から2010年7月号まで連載された。単行本は全27巻刊行されており、累計発行部数は2015年までに6100万部を記録している。2003年から2004年にかけてテレビアニメ化された。2009年から2010年にかけて、「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCEMIST」としてテレビアニメ化された。 エドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は、幼い頃に失った母親を生き返らせようと人体錬成を行うが失敗し、エドワードは左足、アルフォンスは体ごと失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代償に、アルフォンスの魂を呼び戻し、鎧に定着させる。エドワードは右腕と左足に機械鎧(オートメイル)を装着し、国家錬金術師として、アルフォンスと共に元の体に戻るため、絶大な力を持った「賢者の石」を探す旅に出る。人造人間(ホムンクルス)や、国家錬金術師を狙う傷の男(スカー)や、同じ目的で旅している異国の者まで現れるのであった。
重過ぎる想いこの原作者は何を訴えたくて、この作品を描いたのでしょうね。少年誌とは思えない重いメッセージがストーリーの根幹にありますよね。亡くなった方を生き返らせるという倫理観を非常にリアルに描いていることに、背筋をゾォ〜とさせるものがあります。例えばドラゴンボールなんて、あっさりと死んだ人間がパッと生き返ってしまうので、両作品のギャップを考えると笑えてくるものがあります。そして主人公であるエドと、その弟のアルが背負ってるものが、少年誌やアニメに据えるテーマとして重過ぎるように思います。また画風は、少年誌原作であることが頷けるもので、柔らかく暖かなイメージをもてます。それが重く据えられたテーマと、絵のタッチがミスマッチしているのが印象的なアニメ作品に思えます。しかし重いテーマが据えられていることで、一気に物語に引き込まれるものがあります。何故に、原作者はこんな重い想いをテーマに据えたので...この感想を読む
主人公は錬金術の才能を持ったエドワード・エルリック(エド)。病気で亡くした母を生き返させる錬金術を弟のアルフォンス・エルリック(アル)と一緒に行うが失敗し、エドはその代償として自らの左脚を、アルは自らの全身を失ってしまう。国家錬金術師として成長したエドはアルとともに身体を取り戻す方法を探すための長い旅へ旅立っていくストーリー。エドは低身長で、そのことに自身も強いコンプレックスを抱いているが、決してルックスは悪くない。髪色は金髪で長髪の為三つ編みにし、金色の瞳をしている。完璧なルックスではないところに親近感がわく。また、エドは幼少の頃から錬金術書を読んでいた為、錬金術が非常に優れており旅の途中で何度もピンチを迎えるがその度に兄弟で力を合わせて乗り越えている。アルと兄弟喧嘩をしすれちがってしまうシーンを見るとやはり子供なんだなと感じる時もあるが、負けず嫌いで努力家ですごいと感じられる。また...この感想を読む
この作品については、2度アニメ化されている。1度目は、まだ連載が中頃であった為に、アニメが原作に追いついて、クール数の問題があった為に、とんでもない結末で無理やり終了のなってしまった。アルとエドが別次元で生きていくという結末では、この作品ファンは納得しなかったはずである。他作品でも、アニメが原作を追い抜かすことは多々あり、時間稼ぎをするケースはあるのだが、この作品については、時間稼ぎをするエピソードがなく、無理に入れると世界観が変わってしまうので、無理やり終了しか方法がなかった。2009年に再度アニメ化され、ほぼ原作どおりにアニメ化されたが、こちらの方が、原作者の思いが強く反映されているし、丁度最終話に近づいていたので、グッドタイミングだったと感じる。まず、一回目のアニメ化は、監督のコメントによると「一人の少年の成長記録的作品」とされていた。いやいや、原作はそんな事を言いたかったのではない。...この感想を読む
よみがな:ろい・ますたんぐ ニックネーム:ロイ 生年月日:1885年生まれ 年齢(作品時):29歳(作中で30歳になる) 身長:未設定 性別:男 所属:軍(東方司令部、のちに中央司令部に栄転) 性格:女好き、大雑把に見えて実は野心家 特徴:雨の日は無能 特技:炎を操る錬成
よみがな:きんぐ・ぶらっとれい ニックネーム:ラース 年齢(作品時):60 性別:男 所属:アメストリス軍大総統 性格:憤怒 特徴:左目に眼帯 物語上での目的:ホムンクルス達の計画の最後の詰めとして国家の舵を取る 地位:アメストリス軍の最高責任者 描写:自分で選んだ妻に対して深い愛情を持っている
よみがな:ぐりーど ニックネーム:最強の盾 所属:「お父様」によって生み出されたホムンクルスの一人。 性格:「強欲」ゆえに部下を自身の所有物だと公言しているが、業に忠実であるが故に、仲間を単なる駒として扱わない情の厚さも持つ。 特徴:左手の甲にウロボロスの紋章を持つ。 価値観:名前の通り自分の欲望...
エドワード・エルリック
最終回でエドがウィンリにプロポーズするシーン
アルフォンス・エルリック
アルフォンスは、子供の頃に兄のエドワードと共に行った人体錬成(禁忌)により体を失い、鎧に魂を定着させている状態のため、食べることも寝ることもなく、痛覚や触覚も失っていた。 そんな鎧の姿を見て「哀れ」だと言う敵に対して、アルフォンスが言い放った言葉。
エドワード・エルリック
「奇跡の業」で死んだ恋人が生き返ると信じていた少女の前で、それがインチキ宗教であると暴いたエドワード。希望をなくしてこれからどうやって生きていけばいいのかと責められたエドワードが、少女に伝えた言葉。