情が移ったからさ。友人の為に動いて何が悪い。
夏目貴志
理解が深まるアニメレビューサイト
アニメレビュー数 2,474件
続 夏目友人帳は、2009年1月5日から3月30日までテレビ東京系列(TXN)で放送された、緑川ゆき原作のアニメである。2008年7月から9月まで放送された夏目友人帳の続作で全13話からなり、第2期としての位置づけもある。放送時期が冬だったこともあり、冬に関するエピソードが多く描かれている。 第1期に引き続き、妖怪が見えるという特異体質の主人公、夏目貴志を中心に物語が進む。夏目貴志の祖母・夏目レイコと親交のあったニャンコ先生や、両親を早くに亡くしたせいで、親類中をたらい回しにされていた夏目貴志を引き取った藤原夫妻との生活はそのままに、新たな妖怪や仲間たちとの心温まるエピソードが中心である。 第2期からの登場人物として、先祖が陰陽師のようなことをしていた同級生の多軌透、的場一門の秘書である七瀬、妖怪のちょびや紅峰が加わったほか、妖怪払いの名取周一との関わりも深まっていく中で、妖怪と親交を持っている夏目貴志の微妙な葛藤も描かれているのである。
夏目友人帳とは夏目は人名なのでいいとして「友人帳」。おかしなタイトルだとは思いませんか。私はここに、この物語の空気が詰まっていると考えています。幼少のみぎりより、妖怪が見えてしまうという特質を持つ夏目貴志。人間と妖怪との区別が付かない貴志は、そのため周りから気味悪がられ疎まれ嫌われていました。祖母のレイコも同じでした。「腹いせに片っ端から妖怪に喧嘩を売り、負けたら名前を書かせて自分の子分にした」と当時のことを知るにゃんこ先生は説明します。それなら? 夏目子分帳とか、下僕(げぼく)帳とか、しもべ帳、手下帳、ごまのはい帳、妖怪帳だってよかったはずです。だけどそうはしなかった。レイコにとって彼らはあくまで友だちだったからです。だから「友人帳」なのです。その想いは貴志にもちゃんと伝わりました。それが1期の1話。ヒシガキに名前を返したときに現れています。貴志はこう言いました。「きっと祖母はひとりで...この感想を読む
夏目、期待の続編。夏目友人帳、衝撃の第一シリーズから間もなく公開された続編。愛くるしくも、真の姿は最強の妖怪・斑に加えて友人も増えた夏目が送るハートフルなストーリが展開される中、節々に耳に響く心地いいBGMも相まって「夏目友人帳らしさ」満開である。ゆるやかな曲調と、柔らかなタッチの絵が最高のタッグを組んでいるのもまたこのアニメの特徴。これも騒々しい都会でなく、人里離れた田舎で繰り広げられる話だからこそ。エピソードごとに新たな冒険と試練が夏目を襲っていくのだが、それらを葛藤や苦悩を克服しながら乗り越えていくその姿もまた味がある。高校生という思春期真っ只中だからこそ直面する、「自分」という存在の認識、そして承認の過程も垣間見ることができるのが、夏目友人帳である。周囲の友人にはない「特別」な能力を生まれながらにして持っている夏目は、ある意味で恵まれているとされるべきだが、なかなか周囲に受け入れら...この感想を読む
夏目たかしは小さい頃に両親を亡くして、親戚中をたらい回しにされて生きてきた。それというのも妖怪が見えてしまう夏目は、周りの人間達から気味悪がられたり、嘘つき呼ばわりされて誰にも信用してもらえず、誰の事も信用できずに育ってきた。高校生になり、次に引き取られた藤原家の夫婦は夏目に対してとても優しかった。夏目はそこで、祖母の遺品の友人帳というものを手にする。夏目と同じように妖怪が見えていた祖母のれい子は、夏目と同じように人間達から気味悪がられていていた。そのれい子が妖怪たちと喧嘩をして名前を集めたのが友人帳。夏目は友人帳に載っている妖怪たちに名前を返していく。そこでニャンコ先生と出逢い、用心棒になってもらい、たくさんの妖怪たちや同じよう妖怪が見える人間との交流を繰り広げるのです。一話一話で1つのストーリーになっていることが多いです。そして、どこか切ない話が多く、夏目が住んでいる田舎の自然の描写...この感想を読む
よみがな:なつめたかし ニックネーム:夏目 生年月日:7月1日 血液型:B型 身長:167cm 性別:男 国籍:日本 性格:繊細で心優しいが感情を表出することを苦手とする 特徴:妖怪が見える トラウマ:雷
よみがな:たき とおる ニックネーム:タキ 生年月日:5月15日 血液型:O型 身長:160cm 性別:女性 家族構成:両親以外に兄がいる 性格:好奇心旺盛で責任感の強い、無邪気で心優しい 好きなもの:かわいいもの全般 一人称:私
夏目貴志
夏目貴志が燕と一緒にいるうちにどんどん情が移ってしまい、友人のために動いて何が悪いという言葉をゆってにゃんこ先生を納得させました。
夏目貴志
第1話のエンディングナレーションの一言。 人間によって長い間封印されていた妖のリオウ。夏目に名を返してもらい、仲間の妖怪が人里を襲う計画を阻止しようと仲間と里へ帰り際リオウは人が好きだからもう人里へは降りないと別れる。