六番目の小夜子のあらすじ/作品解説

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六番目の小夜子

2.902.90
文章力
3.65
ストーリー
2.25
キャラクター
2.75
設定
3.50
演出
2.25
感想数
2
読んだ人
4

六番目の小夜子の評価

総合評価
2.902.90
(2件)
文章力
3.653.65
ストーリー
2.252.25
キャラクター
2.752.75
設定
3.503.50
演出
2.252.25

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六番目の小夜子の感想

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前半は良し、後半は尻つぼみ感が満載

信念のない不完全な物語奥田陸氏が、初めて書き下ろした第3回ファンタジーノベル大賞で最終選考に残った作品です。読み始めは、おやっと思わせる文章の書き方や、ゲームの説明となる導入部から始まり、何か面白い事が起きる予感を感じさせてくれる作品です。しかし、最後まで読み終わると、これほどまでに、不完全で未消化となっている物語は、久しぶりでした。このような事を感じさせるのは、ある程度の作者の力量があって、作品にのめり込ませてくれるから思う事かも知れませんが、だったら何のために、この物語を描いたのか?と逆に問いたい気分になります。未消化の部分として上げられるのは、一つだけではない事も、不完全さをさらに増長させています。一番は、サヨコの目的と原因はなんだったのか?物語の重要なポイントが、答えていません。読者に疑問を投げかけるという手法もありますが、この作品には筋が通っていないため、投げかけるには無理が...この感想を読む

2.82.8
  • mayurinmayurin
  • 233view
  • 2100文字
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