神経を逆撫でする映画。 - ダークナイトの感想

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映画レビュー数 5,784件

神経を逆撫でする映画。

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.5
キャスト
5.0
音楽
4.5
演出
4.0

クリストファー・ノーランが監督した『ダークナイト トリロジー』第2作。 本作ではゴッサム・シティの混沌さが前作よりもより強調され、そこに悪の華・ジョーカーが跳梁跋扈する、怪しい異空間的映像になっていると思います。 ヒース・レジャー=ジョーカーの存在感はまぎれもなく、地味に徹するクリスチャン・ベール=バットマンはいろんな意味で追い詰められていますが、その重圧ー追い込んでいく感じーが嫌というほど味わえる演出に、何度か画面から目を背けてしまいました。 怖すぎるんだよう! ジョーカーに比すれば小物ではありますが、トゥーフェイスも十分怖いです。 マイケル・ケインがこの映画の中では最もかっこいい気がしますが(笑)、ゲイリー・オールドマンといい、渋い役者ががっちり脇を固めているのも魅力です。 バットマンとジョーカーが互いの中に共通する部分を発見し、対立しながらも自分のなかに認めたくないものを見出す…という内的葛藤を、ストーリーの中で上手く展開しています。 いろんな意味で神経を逆撫でする映画です。

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4.84.8
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  • 80view
  • 728文字

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